第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問
各種治療機器第35回午前
第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問(各種治療機器)の正答は 3 です。体外式除細動器の二相性波形は半導体スイッチで極性を反転させ、通電テストには50Ωの無誘導抵抗を用いる。
問題
体外式除細動器で正しいのはどれか。
a.二相性波形は半導体スイッチにより極性を反転する。
b.出力パルス幅は2 ~5 ns である。
c.出力端子の一方は接地されている。
d.通電テストには50 X の無誘導抵抗を用いる。
e.心房細動除去にはR 波同期装置を用いる。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e ✓
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:3番
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解説
■ 正答:3番 — a、d、e
体外式除細動器の二相性波形は半導体スイッチで極性を反転させ、通電テストには50Ωの無誘導抵抗を用いる。心房細動の除去はR波同期(カルディオバージョン)で行う。よって正しい記述はa・d・eで、その組合せは3番。
【各選択肢の解説】
a. 二相性波形は半導体スイッチにより極性を反転する。
✅ 正しい。二相性は途中で電流の向きを反転させる。
✅ 正しい。二相性は途中で電流の向きを反転させる。
b. 出力パルス幅は2〜5nsである。
❌ 誤り。パルス幅は数ms〜十数ms(ミリ秒)オーダー。
❌ 誤り。パルス幅は数ms〜十数ms(ミリ秒)オーダー。
c. 出力端子の一方は接地されている。
❌ 誤り。出力はフローティング(絶縁)で接地しない。
❌ 誤り。出力はフローティング(絶縁)で接地しない。
d. 通電テストには50Ωの無誘導抵抗を用いる。
✅ 正しい。人体インピーダンスを模擬した50Ω負荷でエネルギーを確認する。
✅ 正しい。人体インピーダンスを模擬した50Ω負荷でエネルギーを確認する。
e. 心房細動除去にはR波同期装置を用いる。
✅ 正しい。同期通電でT波上の通電(心室細動誘発)を避ける。
✅ 正しい。同期通電でT波上の通電(心室細動誘発)を避ける。
よって正しい記述はa・d・e → その組合せは3番が正答。
【試験対策ポイント】
心室細動=非同期、心房細動・心房粗動・脈のある心室頻拍=R波同期(カルディオバージョン)。成人体外通電100〜360J。二相性は低エネルギーで有効。通電テストは50Ω負荷。
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