第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第35問
第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第35問(各種治療機器)の正答は 4 です。シリンジポンプは、シリンジの押し子をモータで一定速度で押して少量の薬剤を精密に注入する装置。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d ✓
- 5. d、e
正答:4番
初回正答率 89.5%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
シリンジポンプは、シリンジの押し子をモータで一定速度で押して少量の薬剤を精密に注入する装置。シリンジが正しく固定されていないと、患者との高さの差で薬液が一気に流れ込むサイフォニング現象が起こる。
【各選択肢の解説】
a.自然滴下方式である。
❌ 誤り。正しくは、モータで押し子を押し出す機械的な押し出し方式である。自然滴下は重力で落とす輸液セットの方式である。
b.気泡混入検出機能がある。
❌ 誤り。正しくは、気泡検出器を備えるのは一般に輸液ポンプで、シリンジポンプは通常これをもたない。
c.薬剤の精密注入に用いる。
✅ 正しい。押し子の移動量で注入量が決まるので、昇圧薬・鎮静薬など少量で効く薬を一定速度で正確に注入できる。
d.サイフォニング現象が起こる。
✅ 正しい。押し子がスライダに固定されていない・シリンジが外れているなどのとき、ポンプが患者より高い位置にあると落差で薬液が急速に注入される。
e.大量輸液を行う際に有用である。
❌ 誤り。正しくは、シリンジの容量は小さいため大量輸液には向かず、大量輸液には輸液ポンプを用いる。
❌ 誤り。a・bとも誤った記述。正しくはc・d。
❌ 誤り。a・eとも誤った記述。正しくはc・d。
❌ 誤り。bが誤った記述。正しくはc・d。
✅ 正しい(=正答)。c・dとも正しい記述である。
❌ 誤り。eが誤った記述。正しくはc・d。
【試験対策ポイント】
| 項目 | シリンジポンプ | 輸液ポンプ |
|---|---|---|
| 用途 | 少量の薬剤の精密注入 | 比較的大量の輸液 |
| 気泡検出 | 通常なし | あり |
| 特有の注意 | サイフォニング | フリーフロー |
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