MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第37問

各種治療機器第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第37問(各種治療機器)の正答は 2 です。超音波吸引手術装置(CUSA)は約20〜30kHzの超音波振動で含水率の高い組織を破砕し、灌流液とともに吸引する装置。

問題
超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。
  1. 1. 先端は5 ~10 mm の振幅で振動する。
  2. 2. 25 kHz 前後の振動を用いる。
  3. 3. 対極板が必要である。
  4. 4. 生理食塩液は不要である。
  5. 5. 骨切開に有用である。

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 25kHz前後の振動を用いる

超音波吸引手術装置(CUSA)は約20〜30kHzの超音波振動で含水率の高い組織を破砕し、灌流液とともに吸引する装置。よって2が正しく正答。


【各選択肢の解説】

1. 先端は5〜10mmの振幅で振動する。
❌ 誤り。先端の振幅は数十〜数百μm。
2. 25kHz前後の振動を用いる。
✅ 正しい(正答)。約20〜30kHzの超音波振動を用いる。
3. 対極板が必要である。
❌ 誤り。電気メスではないため対極板は不要。
4. 生理食塩液は不要である。
❌ 誤り。灌流液(生理食塩液)で破砕組織を乳化し吸引する。
5. 骨切開に有用である。
❌ 誤り。含水率の高い実質臓器(肝など)の破砕・吸引に用い、血管・神経は温存される。

【試験対策ポイント】

CUSA=超音波振動(20〜30kHz・振幅数十〜数百μm)で含水組織を選択的に破砕吸引(肝切除等)。血管・神経・被膜は残る。骨切りは超音波骨メス(別装置)。

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