MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第39問

医用機器の安全管理第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第39問(医用機器の安全管理)の正答は 2 です。ミクロショックの心室細動電流は約0.1mA(100μA)、最小感知電流は約1mA。

問題
電撃に対する人体の反応で誤っているのはどれか。
  1. 1. 心臓に直接電流が流れることによって起こる電撃をミクロショックという。
  2. 2. ミクロショックの心室細動電流は最小感知電流の1/100 である。
  3. 3. 100 kHz の交流電流での最小感知電流は約100 mA である。
  4. 4. 小児の最小感知電流値は成人の1/2 程度である。
  5. 5. 直流電流は交流電流に比べて生体組織に化学的変化を起こしやすい。

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — ミクロショックの心室細動電流は最小感知電流の1/100である

ミクロショックの心室細動電流は約0.1mA(100μA)、最小感知電流は約1mA。比は1/10であり、1/100は誤りなので2が正答。


【各選択肢の解説】

1. 心臓に直接電流が流れることによって起こる電撃をミクロショックという。
✅ 正しい。心臓に直接微小電流が流れる電撃。
2. ミクロショックの心室細動電流は最小感知電流の1/100である。
❌ 誤り(正答)。心室細動電流≈0.1mA、最小感知電流≈1mAで比は約1/10
3. 100kHzの交流電流での最小感知電流は約100mAである。
✅ 正しい。周波数が高いほど感知電流は増大(感度低下)する。
4. 小児の最小感知電流値は成人の1/2程度である。
✅ 正しい。体格が小さいほど感知電流値は小さい。
5. 直流電流は交流電流に比べて生体組織に化学的変化を起こしやすい。
✅ 正しい。直流は電気分解による化学的作用が大きい。

【試験対策ポイント】

暗記数値:ミクロショック心室細動閾値0.1mA(100μA)マクロショック心室細動100mA最小感知電流1mA(商用周波)、離脱限界電流約10mA。周波数↑で感知電流↑。

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