第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第40問
第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第40問(医用機器の安全管理)の正答は 5 です。ME機器は感電に対する保護の手段でクラス(クラスⅠ・クラスⅡ・内部電源)、装着部の保護の程度で形(B形・BF形・CF形)に分けられる(JIS T 0601-1)。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e ✓
正答:5番
初回正答率 75%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
ME機器は感電に対する保護の手段でクラス(クラスⅠ・クラスⅡ・内部電源)、装着部の保護の程度で形(B形・BF形・CF形)に分けられる(JIS T 0601-1)。クラスⅠは基礎絶縁+保護接地、クラスⅡは保護接地に頼らず二重絶縁・強化絶縁で守る。
【各選択肢の解説】
a.B 形装着部は外部電圧の印加に対して保護されている。
❌ 誤り。正しくは、B形は装着部が接地から浮いていない形で、外部から患者に電圧が加わったときに装着部を通して危険な電流が流れないよう絶縁(フローティング)されているのはF形装着部(BF形・CF形)である。
b.CF 形装着部は接地されている。
❌ 誤り。正しくは、CF形は装着部が接地から絶縁(フローティング)され、漏れ電流の許容値が最も小さく、心臓に直接適用できる。
c.内部電源ME 機器の追加保護手段は補強絶縁である。
❌ 誤り。正しくは、内部電源ME機器は内部の電源(電池など)で動き商用電源につながないことで感電を防ぐ。補強絶縁(二重絶縁)を追加保護手段とするのはクラスⅡである。
d.クラスⅠのME 機器の追加保護手段は保護接地である。
✅ 正しい。基礎絶縁が壊れても、外装に生じた電流を保護接地線で大地へ逃がして感電を防ぐ。
e.クラスⅡのME 機器は在宅使用に適している。
✅ 正しい。保護接地に頼らないので、接地極付きコンセントのない家庭でも安全に使える。
❌ 誤り。a・bとも誤った記述。正しくはd・e。
❌ 誤り。aが誤った記述。正しくはd・e。
❌ 誤り。b・cとも誤った記述。正しくはd・e。
❌ 誤り。cが誤った記述。正しくはd・e。
✅ 正しい(=正答)。d・eとも正しい記述である。
【試験対策ポイント】
| クラス | 基礎の保護 | 追加の保護 |
|---|---|---|
| クラスⅠ | 基礎絶縁 | 保護接地 |
| クラスⅡ | 基礎絶縁 | 補強絶縁(二重絶縁)または強化絶縁 |
| 内部電源 | 基礎絶縁 | 内部の電源(電池など)で動き商用電源につながない |
| 装着部 | 接地からの絶縁 | 心臓への直接適用 |
|---|---|---|
| B形 | なし | 不可 |
| BF形 | あり(F形) | 不可 |
| CF形 | あり(F形) | 可 |
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