MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第64問

呼吸療法装置第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第64問(呼吸療法装置)の正答は 1 です。振動子を使うのは超音波ネブライザである。

問題
ジェット式ネブライザで誤っているのはどれか。
  1. 1. 振動子を使用する。 ✓
  2. 2. ベンチュリー効果を利用している。
  3. 3. ジェットノズルによって流速が増す。
  4. 4. 細管内の薬液が吸い上げられて気流に乗る。
  5. 5. バッフルに衝突させてエアロゾルを細粒化する。

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 60.9%参考値

23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 振動子を使用する。

振動子を使うのは超音波ネブライザである。ジェット式ネブライザは圧縮ガスをノズルから高速で噴出させ、ベンチュリー効果で薬液を吸い上げて霧化するので、振動子は使わない。誤っている記述を選ぶ設問なので1が正答。


【各選択肢の解説】

1. 振動子を使用する。
❌ 誤り(=正答)。振動子(圧電素子)の超音波振動で薬液を霧化するのは超音波ネブライザ(メッシュ式も振動子を用いる)。正しくは、ジェット式は圧縮ガスの高速気流で霧化する。
2. ベンチュリー効果を利用している。
✅ 正しい。細いノズルで流速が上がると圧力が下がり(ベンチュリー効果)、その負圧で薬液を吸い上げる。
3. ジェットノズルによって流速が増す。
✅ 正しい。断面積の小さいノズルを通すことで、連続の式により流速が増す。
4. 細管内の薬液が吸い上げられて気流に乗る。
✅ 正しい。ノズル近くの負圧で細管から薬液が吸い上げられ、気流によって微粒子になる。
5. バッフルに衝突させてエアロゾルを細粒化する。
✅ 正しい。粒子を障害板(バッフル)に当てて大きな粒子を落とし、細かい粒子だけを送り出す。

【試験対策ポイント】

方式霧化の原理特徴的な部品
ジェット式圧縮ガス+ベンチュリー効果ノズル・バッフル
超音波式振動子の超音波振動振動子・作用槽
メッシュ式振動で微細孔から押し出すメッシュ板・振動子
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