MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問

呼吸療法装置第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問(呼吸療法装置)の正答は 3 です。リザーバ付きマスクはバッグに酸素を貯め、高濃度(60〜90%以上)を供給でき、簡易マスクで酸素化が不十分なときに用いる。

問題
酸素吸入に用いる機器について正しいのはどれか。
  1. 1. 鼻カニューレではCO2 ナルコーシスを生じることはない。
  2. 2. 簡易酸素マスクは一定の酸素濃度を供給する際に用いる。
  3. 3. リザーバ付きマスクは簡易酸素マスクで酸素化が保てない場合に用いる。
  4. 4. ベンチュリーマスクは加湿が必要な場合に用いる。
  5. 5. ネブライザ付き酸素吸入装置は肺水腫の治療に用いる。

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — リザーバ付きマスクは簡易酸素マスクで酸素化が保てない場合に用いる。

リザーバ付きマスクはバッグに酸素を貯め、高濃度(60〜90%以上)を供給でき、簡易マスクで酸素化が不十分なときに用いる。


【各選択肢の解説】

1. 鼻カニューレではCO2ナルコーシスを生じることはない。
❌ 誤り。高流量ではII型呼吸不全患者でCO2ナルコーシスを生じうる。
2. 簡易酸素マスクは一定の酸素濃度を供給する際に用いる。
❌ 誤り。低流量系で患者の換気量により吸入濃度が変動する。
3. リザーバ付きマスクは簡易酸素マスクで酸素化が保てない場合に用いる。
✅ 正しい。高濃度酸素供給に用いる。
4. ベンチュリーマスクは加湿が必要な場合に用いる。
❌ 誤り。ベンチュリーは一定の酸素濃度を正確に供給するのが目的。
5. ネブライザ付き酸素吸入装置は肺水腫の治療に用いる。
❌ 誤り。加湿・去痰を目的とし、肺水腫の治療装置ではない。

【試験対策ポイント】

低流量系=鼻カニューレ・簡易マスク(濃度が換気量で変動)、高流量系=ベンチュリーマスク(設定濃度を一定供給)、高濃度=リザーバ付きマスク。CO2ナルコーシスはII型呼吸不全+高濃度酸素で起こる。

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