MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第68問

呼吸療法装置第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第68問(呼吸療法装置)の正答は 5 です。加温加湿器のチャンバには滅菌蒸留水を入れる。

問題
人工呼吸器の使用前点検について誤っているのはどれか。
  1. 1. リークテストは人工呼吸器の自己診断機能を活用する。
  2. 2. テスト肺を用いてトリガ感度を確認する。
  3. 3. テスト肺を外してアラームが鳴ることを確認する。
  4. 4. 電源プラグを引き抜いてバックアップ電源で動作することを確認する。
  5. 5. 加温加湿器に適量の生理食塩液を入れる。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 77.3%参考値

22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 加温加湿器に適量の生理食塩液を入れる。

加温加湿器のチャンバには滅菌蒸留水を入れる。生理食塩液を加温すると水だけが蒸発して塩分が析出・濃縮し、加湿器の損傷や加湿不良の原因になる。誤っている記述を選ぶ設問なので5が正答。


【各選択肢の解説】

1. リークテストは人工呼吸器の自己診断機能を活用する。
✅ 正しい。多くの人工呼吸器は起動時の自己診断(セルフテスト)で回路のリークやコンプライアンスを自動で確認できる。
2. テスト肺を用いてトリガ感度を確認する。
✅ 正しい。テスト肺を手で膨らませて吸気努力をまね、設定したトリガ感度で送気が始まるかを確かめる。
3. テスト肺を外してアラームが鳴ることを確認する。
✅ 正しい。回路の外れを再現して、低圧アラーム(回路外れ)が作動することを確認する。
4. 電源プラグを引き抜いてバックアップ電源で動作することを確認する。
✅ 正しい。停電を想定し、内蔵バッテリへ切り替わって換気が続くこと、電源異常のアラームが鳴ることを確かめる。
5. 加温加湿器に適量の生理食塩液を入れる。
❌ 誤り(=正答)。生理食塩液では蒸発後に塩分が残り、加湿器を傷める。正しくは、滅菌蒸留水を入れる。

【試験対策ポイント】

使用前点検の柱=リークテスト・換気動作(テスト肺)・トリガ・アラーム作動・バックアップ電源。加温加湿器の水は滅菌蒸留水で、生理食塩液・水道水は使わない。

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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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