第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第70問
体外循環・補助循環第35回午前
第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第70問(体外循環・補助循環)の正答は 3 です。人工心肺は、脱血した静脈血を大気に開放された静脈貯血槽にいったん受ける開放回路型が主流である。
問題
人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。
- 1. 左心補助の装置である。
- 2. 回路を構成する装置はECMO と同じである。
- 3. 開放回路型が主流である。 ✓
- 4. 拍動流ポンプを必要とする。
- 5. 使用限界は3 時間である。
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 38.1%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 開放回路型が主流である。
人工心肺は、脱血した静脈血を大気に開放された静脈貯血槽にいったん受ける開放回路型が主流である。貯血槽があることで、術野からの吸引血の回収や循環血液量の調整ができる。貯血槽をもたない閉鎖回路のECMOとの違いが要点。
【各選択肢の解説】
1. 左心補助の装置である。
❌ 誤り。人工心肺は左心だけを補助するものではない。正しくは、心臓と肺の両方の機能を一時的に代行して全身の循環と酸素化を維持する装置で、左心補助を行うのは補助人工心臓(LVAD)などである。
❌ 誤り。人工心肺は左心だけを補助するものではない。正しくは、心臓と肺の両方の機能を一時的に代行して全身の循環と酸素化を維持する装置で、左心補助を行うのは補助人工心臓(LVAD)などである。
2. 回路を構成する装置はECMO と同じである。
❌ 誤り。構成が異なる。正しくは、人工心肺は静脈貯血槽・吸引回路・ベント回路・心筋保護液回路などをもち、ECMOは遠心ポンプと人工肺を中心とした貯血槽のない閉鎖回路である。
❌ 誤り。構成が異なる。正しくは、人工心肺は静脈貯血槽・吸引回路・ベント回路・心筋保護液回路などをもち、ECMOは遠心ポンプと人工肺を中心とした貯血槽のない閉鎖回路である。
3. 開放回路型が主流である。
✅ 正しい(=正答)。静脈貯血槽で血液を受けて大気に開放する方式で、回路内の血液量を貯血槽で調節できる。
✅ 正しい(=正答)。静脈貯血槽で血液を受けて大気に開放する方式で、回路内の血液量を貯血槽で調節できる。
4. 拍動流ポンプを必要とする。
❌ 誤り。拍動流は必須ではない。正しくは、ローラポンプや遠心ポンプによる定常流で体外循環を行うのが一般的である。
❌ 誤り。拍動流は必須ではない。正しくは、ローラポンプや遠心ポンプによる定常流で体外循環を行うのが一般的である。
5. 使用限界は3 時間である。
❌ 誤り。3時間という使用限界は定められていない。正しくは、手術に必要な時間だけ使用するが、時間が長くなるほど血液損傷や炎症反応が増えるため、短時間で済ませるのが望ましい。
❌ 誤り。3時間という使用限界は定められていない。正しくは、手術に必要な時間だけ使用するが、時間が長くなるほど血液損傷や炎症反応が増えるため、短時間で済ませるのが望ましい。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 人工心肺 | ECMO |
|---|---|---|
| 回路 | 開放回路(静脈貯血槽あり) | 閉鎖回路(貯血槽なし) |
| ポンプ | ローラ・遠心(定常流) | 遠心(定常流) |
| 吸引・ベント回路 | あり | なし |
| 使用場面 | 心臓手術中 | 集中治療での呼吸・循環補助 |
📗 MEカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「生体機能代行装置学」でまとめて復習できます。呼吸療法・体外循環・血液浄化の3装置の原理と管理を横断整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ 「生体機能代行装置学」第2章を開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚9年分・1,620問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
関連
スポンサーリンク(広告)