第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第76問
血液浄化療法装置第35回午前
第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第76問(血液浄化療法装置)の正答は 1 です。血液回路の標準構成では、生理食塩液(補液)ラインは血液ポンプの上流側(動脈側回路)、抗凝固薬注入ラインは血液ポンプの下流側に置く。
問題
血液透析の標準的回路構成として誤っているのはどれか。
- 1. 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 ✓
- 2. 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。
- 3. ダイアライザ内血液と透析液が向流(平行かつ反対向き)になるよう接続した。
- 4. 静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。
- 5. 気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 81.3%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。
血液回路の標準構成では、生理食塩液(補液)ラインは血液ポンプの上流側(動脈側回路)、抗凝固薬注入ラインは血液ポンプの下流側に置く。誤っている記述を選ぶ設問なので1が正答。
【各選択肢の解説】
1. 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。
❌ 誤り(=正答)。ポンプの下流は陽圧で、自然落下では補液を注入できない。正しくは、生理食塩液ラインは血液ポンプの上流側に設置し、ポンプの吸引側の陰圧を利用して補液・プライミング・返血に使う。
❌ 誤り(=正答)。ポンプの下流は陽圧で、自然落下では補液を注入できない。正しくは、生理食塩液ラインは血液ポンプの上流側に設置し、ポンプの吸引側の陰圧を利用して補液・プライミング・返血に使う。
2. 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。
✅ 正しい。ポンプ下流側でシリンジポンプにより持続注入し、ダイアライザに入る前の血液に抗凝固薬を混ぜる。
✅ 正しい。ポンプ下流側でシリンジポンプにより持続注入し、ダイアライザに入る前の血液に抗凝固薬を混ぜる。
3. ダイアライザ内血液と透析液が向流(平行かつ反対向き)になるよう接続した。
✅ 正しい。向流にするとダイアライザ全長で血液と透析液の濃度差が保たれ、除去効率が高くなる。
✅ 正しい。向流にするとダイアライザ全長で血液と透析液の濃度差が保たれ、除去効率が高くなる。
4. 静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。
✅ 正しい。静脈側ドリップチャンバの圧ラインで静脈圧を監視し、回路の閉塞・凝固・抜針などを検出する。
✅ 正しい。静脈側ドリップチャンバの圧ラインで静脈圧を監視し、回路の閉塞・凝固・抜針などを検出する。
5. 気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。
✅ 正しい。患者に返る直前で気泡を検知し、静脈側クランプを閉じて空気の誤入を防ぐ。
✅ 正しい。患者に返る直前で気泡を検知し、静脈側クランプを閉じて空気の誤入を防ぐ。
【試験対策ポイント】
| 部品 | 位置 |
|---|---|
| 生理食塩液ライン | 血液ポンプの上流 |
| 抗凝固薬ライン | 血液ポンプの下流 |
| 静脈圧の測定 | 静脈側ドリップチャンバ |
| 気泡検知器 | 静脈側ドリップチャンバの下流 |
| 血液と透析液の流れ | 向流 |
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