MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第76問

血液浄化療法装置第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第76問(血液浄化療法装置)の正答は 1 です。抗凝固薬=ポンプ下流(回路内全体に行き渡らせる)、生食(補液)=ポンプ上流。

問題
血液透析の標準的回路構成として誤っているのはどれか。
  1. 1. 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。
  2. 2. 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。
  3. 3. ダイアライザ内血液と透析液が向流(平行かつ反対向き)になるよう接続した。
  4. 4. 静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。
  5. 5. 気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。

否定問題。生理食塩液(補液・返血用)ラインは血液ポンプの上流側(脱血側・動脈側)に設置するのが標準。ポンプ下流側の陽圧部への注入は適切でない。


【各選択肢の解説】

1. 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。
❌ 誤り(正答)。生食ラインは血液ポンプ上流側に設置する。
2. 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。
✅ 正しい。ポンプ後(ダイアライザ手前)に持続注入する。
3. ダイアライザ内血液と透析液が向流になるよう接続した。
✅ 正しい。向流で濃度勾配を最大化しKt/Vを高める。
4. 静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。
✅ 正しい。静脈圧を監視する。
5. 気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。
✅ 正しい。返血前の気泡(空気誤入)を検出する。

【試験対策ポイント】

抗凝固薬=ポンプ下流(回路内全体に行き渡らせる)、生食(補液)=ポンプ上流。透析液は向流でKt/V最大化。静脈側に気泡検知器+静脈圧監視を配置する。

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