MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第77問

血液浄化療法装置第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第77問(血液浄化療法装置)の正答は 4 です。メシル酸ナファモスタットは半減期が約8分と非常に短く、体外循環回路内でのみ抗凝固作用を発揮するため、出血性病変を有する患者に適する。

問題
重症の出血性病変を有する患者に対する血液浄化療法で使用される抗凝固 薬はどれか。
  1. 1. 非分画ヘパリン
  2. 2. 低分子量ヘパリン
  3. 3. クエン酸ナトリウム
  4. 4. ナファモスタットメシル酸塩
  5. 5. アルガトロバン

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — ナファモスタットメシル酸塩

メシル酸ナファモスタットは半減期が約8分と非常に短く、体外循環回路内でのみ抗凝固作用を発揮するため、出血性病変を有する患者に適する。


【各選択肢の解説】

1. 非分画ヘパリン
❌ 誤り。半減期が長く出血を助長する。
2. 低分子量ヘパリン
❌ 誤り。抗凝固作用が持続し出血リスクがある。
3. クエン酸ナトリウム
❌ 誤り。局所抗凝固に用いるがCa低下管理を要し、本問の標準解ではない。
4. ナファモスタットメシル酸塩
✅ 正しい。半減期が短く回路内に作用が限局し、出血リスク患者に適する。
5. アルガトロバン
❌ 誤り。HIT時などに用いるが、出血リスク患者への第一選択ではない。

【試験対策ポイント】

出血リスク患者=メシル酸ナファモスタット(半減期約8分・回路内限局)。HIT=アルガトロバン。局所抗凝固=クエン酸(Ca低下に注意)。通常=ヘパリン。

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