第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第78問
血液浄化療法装置第35回午前
第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第78問(血液浄化療法装置)の正答は 1 です。口渇は、血漿の浸透圧(ナトリウム濃度)が上がると起こる。
問題
透析中のトラブルとその考えられる原因との組合せで誤っているのはどれか。
- 1. 口渇 ― 低濃度透析液の使用 ✓
- 2. 漏血 ― 膜破損
- 3. 回路内凝血 ― 抗凝固薬不足
- 4. 空気誤入 ― 穿刺針と回路の接続不良
- 5. 自己抜針 ― 認知症
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 94.1%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 口渇 ― 低濃度透析液の使用
口渇は、血漿の浸透圧(ナトリウム濃度)が上がると起こる。原因となるのは高ナトリウム濃度の透析液であり、低濃度透析液ではない。誤っている組合せを選ぶ設問なので1が正答。
【各選択肢の解説】
1. 口渇 ― 低濃度透析液の使用
❌ 誤り(=正答)。低濃度(低ナトリウム)透析液では血漿浸透圧は上がらず、口渇は起こりにくい。正しくは、口渇の原因は高ナトリウム濃度の透析液の使用である。
❌ 誤り(=正答)。低濃度(低ナトリウム)透析液では血漿浸透圧は上がらず、口渇は起こりにくい。正しくは、口渇の原因は高ナトリウム濃度の透析液の使用である。
2. 漏血 ― 膜破損
✅ 正しい。ダイアライザの膜が破れると血液が透析液側へ漏れ、漏血検知器で検出される。
✅ 正しい。ダイアライザの膜が破れると血液が透析液側へ漏れ、漏血検知器で検出される。
3. 回路内凝血 ― 抗凝固薬不足
✅ 正しい。抗凝固薬の量が足りない、あるいは注入が止まると回路やダイアライザ内で血液が凝固する。
✅ 正しい。抗凝固薬の量が足りない、あるいは注入が止まると回路やダイアライザ内で血液が凝固する。
4. 空気誤入 ― 穿刺針と回路の接続不良
✅ 正しい。血液ポンプ上流の陰圧部で接続が緩んでいると、そこから空気を吸い込む。
✅ 正しい。血液ポンプ上流の陰圧部で接続が緩んでいると、そこから空気を吸い込む。
5. 自己抜針 ― 認知症
✅ 正しい。認知症の患者は穿刺の理由が理解できず、透析中に自分で針を抜くことがある。
✅ 正しい。認知症の患者は穿刺の理由が理解できず、透析中に自分で針を抜くことがある。
【試験対策ポイント】
| トラブル | 原因 | 検出・対策 |
|---|---|---|
| 口渇 | 高ナトリウム透析液 | 透析液濃度の確認 |
| 漏血 | 膜破損 | 漏血検知器 |
| 回路内凝血 | 抗凝固薬不足 | 静脈圧の上昇で気づく |
| 空気誤入 | 接続不良 | 気泡検知器 |
| 自己抜針 | 認知症・せん妄 | 固定・見守り |
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