MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第86問

生体物性第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第86問(生体物性)の正答は 5 です。音波と音響インピーダンスに関する問題。

問題
正しいのはどれか。 a.2000 Hz の音波は超音波である。 b.頭蓋骨を伝わる音速は約1500 m/s である。 c.音響インピーダンスは密度と音速の積である。 d.音波は音響インピーダンスの異なる組織の境界面で反射する。 e.骨の音響インピーダンスは筋肉より大きい。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — c、d、e

音波と音響インピーダンスに関する問題。音響インピーダンス=密度×音速で、その差がある境界面で反射が起こる。骨は密度・音速とも大きい。


【各選択肢の解説】

a. 2000 Hzの音波は超音波である → ❌ 誤り。超音波は20 kHz(20000 Hz)以上。2000 Hzは可聴音。

b. 頭蓋骨を伝わる音速は約1500 m/s → ❌ 誤り。骨の音速は約3000〜4000 m/s。1500 m/sは軟部組織(水)。

c. 音響インピーダンスは密度と音速の積である → ✅ 正しい(Z=ρc)。

d. 音波は音響インピーダンスの異なる組織の境界面で反射する → ✅ 正しい。差が大きいほど反射大。

e. 骨の音響インピーダンスは筋肉より大きい → ✅ 正しい。骨は密度・音速とも大。

よって正しいのはc・d・e → その組合せは5番。

1. a、b、c ❌

2. a、b、e ❌

3. a、d、e ❌

4. b、c、d ❌

5. c、d、e ✅ 正しい組合せ。

【試験対策ポイント】

超音波=20 kHz以上。音速は軟部組織≒1500 m/s、骨≒3000〜4000 m/s。音響インピーダンスZ=ρc、差が大きいほど強反射(骨・空気の界面で強く反射→ゼリーで空気層を排除)。

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