MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第87問

生体物性第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第87問(生体物性)の正答は 2 です。線量当量の単位は Sv(シーベルト)。

問題
放射線の単位で誤っているのはどれか。
  1. 1. 吸収線量 ― Gy
  2. 2. 線量当量 ― T ✓
  3. 3. 照射線量 ― C/kg
  4. 4. 放射能 ― Bq
  5. 5. X 線のエネルギー ― eV

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 75%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 線量当量 ― T

線量当量の単位は Sv(シーベルト)。T(テスラ)は磁束密度の単位で、放射線の量ではない。


【各選択肢の解説】

1. 吸収線量 ― Gy
✅ 正しい。物質1 kgが1 Jのエネルギーを吸収したときが1 Gy(=J/kg)。
2. 線量当量 ― T
❌ 誤り(=正答)。T(テスラ)は磁束密度の単位で、MRIの静磁場の強さなどに使う。正しくは、線量当量の単位はSv(吸収線量に放射線の種類による係数を掛けた量で、次元はJ/kg)。
3. 照射線量 ― C/kg
✅ 正しい。X線・γ線が空気1 kgを電離して生じた電荷量で表す。
4. 放射能 ― Bq
✅ 正しい。1秒間に1個の原子核が壊変するときが1 Bq(=s⁻¹)。
5. X 線のエネルギー ― eV
✅ 正しい。1 eVは電子1個が1 Vの電位差で加速されて得るエネルギー(約1.6×10⁻¹⁹ J)。

【試験対策ポイント】

量単位中身
吸収線量Gy(J/kg)吸収したエネルギー
線量当量・等価線量・実効線量Sv(J/kg)人体への影響で重み付け
照射線量C/kg空気の電離量
放射能Bq(s⁻¹)毎秒の壊変数
エネルギーeV粒子・光子1個のエネルギー

GyとSvは次元が同じJ/kgでも量の意味が違う。

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