第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第6問
人体の構造と機能第35回午後
第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第6問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。胸膜は肺の表面を覆う臓側胸膜と、胸壁・横隔膜の内面を覆う壁側胸膜の2葉からなり、両者の間の狭い空間が胸膜腔である。
問題
正しいのはどれか。
- 1. 嚥下するとき、喉頭蓋は開く。
- 2. 右肺は2 葉からなる。
- 3. 吸気時に横隔膜は弛緩する。
- 4. 胸膜は臓側胸膜と壁側胸膜からなる。 ✓
- 5. 主気管支の分岐角度は右より左の方が小さい。
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 71.4%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 胸膜は臓側胸膜と壁側胸膜からなる。
胸膜は肺の表面を覆う臓側胸膜と、胸壁・横隔膜の内面を覆う壁側胸膜の2葉からなり、両者の間の狭い空間が胸膜腔である。
【各選択肢の解説】
1. 嚥下するとき、喉頭蓋は開く。
❌ 誤り。嚥下時は喉頭が挙上し、喉頭蓋が後下方へ倒れて喉頭の入口をふさぐ。正しくは、喉頭蓋は閉じて(倒れて)誤嚥を防ぐ。
❌ 誤り。嚥下時は喉頭が挙上し、喉頭蓋が後下方へ倒れて喉頭の入口をふさぐ。正しくは、喉頭蓋は閉じて(倒れて)誤嚥を防ぐ。
2. 右肺は2 葉からなる。
❌ 誤り。2葉なのは左肺である。正しくは、右肺は上葉・中葉・下葉の3葉。
❌ 誤り。2葉なのは左肺である。正しくは、右肺は上葉・中葉・下葉の3葉。
3. 吸気時に横隔膜は弛緩する。
❌ 誤り。横隔膜は吸気の主動筋である。正しくは、吸気時に横隔膜は収縮して下降し、胸腔を広げる(弛緩するのは安静呼気時)。
❌ 誤り。横隔膜は吸気の主動筋である。正しくは、吸気時に横隔膜は収縮して下降し、胸腔を広げる(弛緩するのは安静呼気時)。
4. 胸膜は臓側胸膜と壁側胸膜からなる。
✅ 正しい(=正答)。2葉は肺門部で折り返して連続しており、間の胸膜腔には少量の胸膜液があって呼吸運動時の摩擦を減らす。
✅ 正しい(=正答)。2葉は肺門部で折り返して連続しており、間の胸膜腔には少量の胸膜液があって呼吸運動時の摩擦を減らす。
5. 主気管支の分岐角度は右より左の方が小さい。
❌ 誤り。左右が逆である。正しくは、右主気管支の方が分岐角度が小さく(垂直に近く)、太く短い。そのため誤嚥物や深く入れすぎた気管チューブは右に入りやすい。
❌ 誤り。左右が逆である。正しくは、右主気管支の方が分岐角度が小さく(垂直に近く)、太く短い。そのため誤嚥物や深く入れすぎた気管チューブは右に入りやすい。
【試験対策ポイント】
| 右 | 左 | |
|---|---|---|
| 肺葉 | 3葉 | 2葉 |
| 主気管支 | 太い・短い・分岐角度が小さい | 細い・長い・分岐角度が大きい |
吸気=横隔膜と外肋間筋の収縮、安静呼気=弛緩による受動的な戻り。
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