MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第7問

人体の構造と機能第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第7問(人体の構造と機能)の正答は 2 です。心周期の生理を問う組合せ問題。

問題
心周期について正しいのはどれか。 a.Ⅰ音と共に収縮期が始まる。 b.拡張期は収縮期より長い。 c.QRS 波と共にⅡ音が聴取される。 d.拡張期には左心房圧は左心室圧より低い。 e.拡張期には大動脈圧は左心室圧より高い。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — a、b、e

心周期の生理を問う組合せ問題。各記述の正誤を確定してから組合せを選ぶ。


【各選択肢の解説】

a.Ⅰ音と共に収縮期が始まる。
→ ✅ 正しい。Ⅰ音は僧帽弁・三尖弁の閉鎖音で、収縮期の開始を示す。

b.拡張期は収縮期より長い。
→ ✅ 正しい。安静時(心拍数正常)では拡張期のほうが長い。

c.QRS波と共にⅡ音が聴取される。
→ ❌ 誤り。QRS波は収縮期開始(Ⅰ音)付近。Ⅱ音(大動脈弁・肺動脈弁閉鎖)は収縮期の終わり(T波後)。

d.拡張期には左心房圧は左心室圧より低い。
→ ❌ 誤り。拡張期は僧帽弁が開き、左房圧>左室圧の勾配で左室が充満する。

e.拡張期には大動脈圧は左心室圧より高い。
→ ✅ 正しい。拡張期は大動脈弁が閉じ、大動脈圧>左室圧。

よって正しい記述はa・b・e → その組合せを持つ選択肢は「2番」が正答。


【試験対策ポイント】

Ⅰ音=収縮期開始(房室弁閉鎖)、Ⅱ音=収縮期終了(動脈弁閉鎖)。拡張期に左室を満たすため左房圧>左室圧、動脈弁は閉じているため大動脈圧>左室圧。

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