MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第8問

人体の構造と機能第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第8問(人体の構造と機能)の正答は 3 です。インスリンは膵島β細胞から出る同化ホルモンで、筋・脂肪への糖の取り込みを高めて血糖を下げ、脂肪の合成を進めて分解を抑える。

問題
インスリンについて正しいのはどれか。 a.1 型糖尿病では分泌が低下する。 b.膵島α 細胞から分泌される。 c.肝臓で脂肪分解を促進する。 d.筋細胞で糖の取り込みを促進する。 e.肥満ではインスリン感受性が低下する。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e ✓
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:3番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 66.7%参考値

15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番(a・d・e)

インスリンは膵島β細胞から出る同化ホルモンで、筋・脂肪への糖の取り込みを高めて血糖を下げ、脂肪の合成を進めて分解を抑える。


【各選択肢の解説】

a.1 型糖尿病では分泌が低下する。
✅ 正しい。1型は主に自己免疫でβ細胞が壊れ、インスリンの分泌が低下・枯渇する。

b.膵島α 細胞から分泌される。
❌ 誤り。α細胞が分泌するのはグルカゴン(血糖を上げる)である。正しくは、インスリンは膵島β細胞から分泌される。

c.肝臓で脂肪分解を促進する。
❌ 誤り。インスリンは同化ホルモンで、脂肪の分解を抑える。正しくは、脂肪の合成を促進し、分解を抑制する。

d.筋細胞で糖の取り込みを促進する。
✅ 正しい。インスリンは糖輸送体GLUT4を細胞膜へ移動させ、骨格筋・脂肪細胞への糖の取り込みを高める。

e.肥満ではインスリン感受性が低下する。
✅ 正しい。肥満ではインスリンが効きにくくなる(インスリン抵抗性)。

1. a、b、c
❌ 誤り。b・cが誤りの記述である。正しくはa・d・e。
2. a、b、e
❌ 誤り。bが誤りの記述である。正しくはa・d・e。
3. a、d、e
✅ 正しい(=正答)。a・d・eの3つがインスリンの正しい記述である。
4. b、c、d
❌ 誤り。b・cが誤りの記述である。正しくはa・d・e。
5. c、d、e
❌ 誤り。cが誤りの記述である。正しくはa・d・e。

【試験対策ポイント】

インスリングルカゴン
分泌細胞膵島β細胞膵島α細胞
血糖下げる上げる
脂肪合成促進・分解抑制分解促進

1型=分泌の低下・枯渇、2型・肥満=インスリン抵抗性(感受性低下)が中心。

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