MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問

救急・集中治療第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問(救急・集中治療)の正答は 2 です。熱傷の深度分類と治療についての設問。

問題
熱傷について誤っているのはどれか。
  1. 1. Ⅰ度熱傷は瘢痕を残さず治癒する。
  2. 2. Ⅰ度熱傷は水疱形成が特徴である。
  3. 3. 熱傷性ショックは循環血液量減少性ショックである。
  4. 4. Ⅲ度の熱傷創は植皮による創閉鎖を行う。
  5. 5. Ⅲ度熱傷で生じた壊死創に対してはデブリードマンを行う。

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — Ⅰ度熱傷は水疱形成が特徴である。(誤りを問う問題)

熱傷の深度分類と治療についての設問。「誤っているもの」を選ぶ。水疱形成が特徴なのは浅達性Ⅱ度熱傷であり、Ⅰ度ではない。


【各選択肢の解説】

1. Ⅰ度熱傷は瘢痕を残さず治癒する。
✅ 正しい。Ⅰ度は表皮のみで、発赤のみ・瘢痕なく治癒。
2. Ⅰ度熱傷は水疱形成が特徴である。
❌ 誤り(これが正答)。水疱形成は浅達性Ⅱ度の特徴。Ⅰ度は紅斑(発赤)のみ。
3. 熱傷性ショックは循環血液量減少性ショックである。
✅ 正しい。血漿成分の漏出による循環血液量減少性ショック。
4. Ⅲ度の熱傷創は植皮による創閉鎖を行う。
✅ 正しい。Ⅲ度は自然上皮化しないため植皮が必要。
5. Ⅲ度熱傷で生じた壊死創に対してはデブリードマンを行う。
✅ 正しい。壊死組織を除去する。

【試験対策ポイント】

深度障害層所見
Ⅰ度表皮発赤・瘢痕なし
浅達性Ⅱ度真皮浅層水疱・疼痛・治癒
深達性Ⅱ度真皮深層水疱・瘢痕残す
Ⅲ度全層白色/炭化・無痛・植皮
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