MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第12問

麻酔科学第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第12問(麻酔科学)の正答は 2 です。術前スクリーニングは、全身麻酔に耐えられるか(心肺機能)と、出血に備えられるかを全例で確かめる検査である。

問題
全身麻酔手術の術前スクリーニング検査として適切なのはどれか。 a.胸部X 線検査 b.呼吸機能検査 c.ホルター心電図検査 d.脳波検査 e.ABO 血液型検査
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e ✓
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 92.9%参考値

14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番(a・b・e)

術前スクリーニングは、全身麻酔に耐えられるか(心肺機能)と、出血に備えられるかを全例で確かめる検査である。胸部X線・呼吸機能・血液型がこれに当たり、ホルター心電図や脳波は症状や既往があるときに追加する検査である。


【各選択肢の解説】

a.胸部X線検査
✅ 正しい。肺炎・胸水・心拡大など、麻酔や人工呼吸に影響する心肺の異常を術前に拾い出す。

b.呼吸機能検査
✅ 正しい。スパイロメトリーで換気障害の有無と程度をみて、術後の呼吸器合併症の危険を見積もる。

c.ホルター心電図検査
❌ 誤り。正しくは、24時間心電図で不整脈や虚血発作を調べる精密検査で、動悸・失神などがある患者に追加する。全例のスクリーニングでは安静時12誘導心電図を用いる。

d.脳波検査
❌ 誤り。正しくは、てんかんや意識障害など中枢神経の病気が疑われるときに行う検査で、全身麻酔の術前に全例で行うものではない。

e.ABO血液型検査
✅ 正しい。術中・術後の出血で輸血が必要になったときに備え、血液型(ABO・Rh)を確定しておく。

1. a、b、c
❌ 誤り。cが当たらない。正しくはa・b・e。
2. a、b、e
✅ 正しい(=正答)。3つとも術前スクリーニングに含まれる。
3. a、d、e
❌ 誤り。dが当たらない。正しくはa・b・e。
4. b、c、d
❌ 誤り。c・dが当たらない。正しくはa・b・e。
5. c、d、e
❌ 誤り。c・dが当たらない。正しくはa・b・e。

【試験対策ポイント】

  • 全例で行う術前検査の例:血算・生化学・凝固・血液型・感染症・尿・胸部X線・12誘導心電図・呼吸機能
  • 所見があるときに追加:ホルター心電図・心エコー・負荷心電図・脳波・頭部CTなど
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