第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第19問
消化器系第35回午後
第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第19問(消化器系)の正答は 3 です。急性虫垂炎は、腫れた虫垂や糞石を画像で直接確かめられるため、腹部超音波検査(およびCT)が診断に役立つ。
問題
虫垂炎について正しいのはどれか。
- 1. 突然の下痢で発症する。
- 2. McBurney 点は左下腹部の圧痛点のことである。
- 3. 腹部超音波検査が診断に有用である。 ✓
- 4. 血中アンモニア濃度の上昇が特徴である。
- 5. 血球成分除去療法の適応疾患である。
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 46.2%参考値
13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 腹部超音波検査が診断に有用である。
急性虫垂炎は、腫れた虫垂や糞石を画像で直接確かめられるため、腹部超音波検査(およびCT)が診断に役立つ。症状は心窩部・臍周囲の痛みで始まり、右下腹部に移るのが典型である。
【各選択肢の解説】
1. 突然の下痢で発症する。
❌ 誤り。正しくは、心窩部〜臍周囲の痛みで始まり、数時間で右下腹部へ痛みが移るのが典型で、悪心・嘔吐・発熱を伴う。
❌ 誤り。正しくは、心窩部〜臍周囲の痛みで始まり、数時間で右下腹部へ痛みが移るのが典型で、悪心・嘔吐・発熱を伴う。
2. McBurney点は左下腹部の圧痛点のことである。
❌ 誤り。正しくは、McBurney点は右下腹部の圧痛点で、臍と右上前腸骨棘を結ぶ線の外側1/3の点である。
❌ 誤り。正しくは、McBurney点は右下腹部の圧痛点で、臍と右上前腸骨棘を結ぶ線の外側1/3の点である。
3. 腹部超音波検査が診断に有用である。
✅ 正しい。腫大して壁が厚くなった虫垂や糞石、周囲の液貯留を描出できる。放射線被曝がなく、小児・妊婦でもまず行える。
✅ 正しい。腫大して壁が厚くなった虫垂や糞石、周囲の液貯留を描出できる。放射線被曝がなく、小児・妊婦でもまず行える。
4. 血中アンモニア濃度の上昇が特徴である。
❌ 誤り。正しくは、虫垂炎では白血球数増加・CRP上昇がみられる。血中アンモニア上昇は肝不全(肝性脳症)などの所見である。
❌ 誤り。正しくは、虫垂炎では白血球数増加・CRP上昇がみられる。血中アンモニア上昇は肝不全(肝性脳症)などの所見である。
5. 血球成分除去療法の適応疾患である。
❌ 誤り。正しくは、血球成分除去療法(顆粒球・白血球の吸着除去)の代表的な適応は潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患で、虫垂炎の治療は抗菌薬または虫垂切除術である。
❌ 誤り。正しくは、血球成分除去療法(顆粒球・白血球の吸着除去)の代表的な適応は潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患で、虫垂炎の治療は抗菌薬または虫垂切除術である。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 虫垂炎の所見 |
|---|---|
| 痛みの経過 | 心窩部・臍周囲 → 右下腹部へ移動 |
| 圧痛点 | McBurney点(臍と右上前腸骨棘を結ぶ線の外側1/3) |
| 腹膜刺激徴候 | Blumberg徴候(反跳痛)・筋性防御 |
| 検査 | 白血球増加・CRP上昇、腹部超音波・CT |
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