第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第22問
第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第22問(救急・集中治療)の正答は 3 です。法的脳死判定の項目は、①深昏睡 ②瞳孔の固定・散大(両側4mm以上) ③脳幹反射の消失 ④平坦脳波 ⑤自発呼吸の消失である(臓器の移植に関する法律施行規則)。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e ✓
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:3番
初回正答率 87.5%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
法的脳死判定の項目は、①深昏睡 ②瞳孔の固定・散大(両側4mm以上) ③脳幹反射の消失 ④平坦脳波 ⑤自発呼吸の消失である(臓器の移植に関する法律施行規則)。脳波は「徐波化」でなく「平坦」、瞳孔は「左右不同」でなく「両側の散大・固定」が基準である。
【各選択肢の解説】
a.深昏睡
✅ 正しい。痛み刺激にも全く反応しない状態(JCS 300・GCS 3)で、判定の第一項目である。
b.脳波徐波化
❌ 誤り。正しくは、基準は平坦脳波(脳波の電気的な活動が認められないこと)である。徐波化は脳の機能がまだ残っている状態でもみられる。
c.左右瞳孔不同
❌ 誤り。正しくは、基準は両側の瞳孔が固定し、瞳孔径が左右とも4mm以上であることである。左右不同は脳ヘルニアなどでみられる所見で、判定項目ではない。
d.脳幹反射消失
✅ 正しい。対光反射・角膜反射・毛様脊髄反射・眼球頭反射・前庭反射・咽頭反射・咳反射の7つがすべて消失していることを確かめる。
e.自発呼吸消失
✅ 正しい。無呼吸テストで、人工呼吸器を外してPaCO₂を上げても自発呼吸が出ないことを確かめる。
❌ 誤り。b・cが当たらない。正しくはa・d・e。
❌ 誤り。bが当たらない。正しくはa・d・e。
✅ 正しい(=正答)。3つとも法的脳死判定の項目である。
❌ 誤り。b・cが当たらない。正しくはa・d・e。
❌ 誤り。cが当たらない。正しくはa・d・e。
【試験対策ポイント】
- 脳死判定5項目:深昏睡・瞳孔固定(両側4mm以上)・脳幹反射消失(7つ)・平坦脳波・自発呼吸消失
- 2回目の判定は1回目から6時間以上あける(6歳未満は24時間以上)
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