MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第29問

生体物理・化学現象の計測第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第29問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 2 です。差圧方式は、流れの途中に抵抗体を置き、その前後の圧の差から流量を求める。

問題
差圧方式の呼吸計測装置はどれか。
  1. 1. ベネディクトロス型スパイロメータ
  2. 2. フライシュ型ニューモタコグラフ ✓
  3. 3. 熱線式流量計
  4. 4. 超音波流量計
  5. 5. タービン型流量計

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 80%参考値

10人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — フライシュ型ニューモタコグラフ

差圧方式は、流れの途中に抵抗体を置き、その前後の圧の差から流量を求める。フライシュ型は細い管を束ねた抵抗体で流れを層流にし、層流では圧の差が流量に比例する(ハーゲン・ポアズイユの法則)ことを利用する。


【各選択肢の解説】

1. ベネディクトロス型スパイロメータ
❌ 誤り。正しくは、水を張った槽に浮かべたベル(気量計)の上下の動きから気量(容積)を直接測る方式で、差圧は使わない。
2. フライシュ型ニューモタコグラフ
✅ 正しい(=正答)。束ねた細管の前後の差圧を差圧トランスデューサで測り、流量に換算する差圧方式である。
3. 熱線式流量計
❌ 誤り。正しくは、加熱した細い金属線が気流で冷やされて奪われる熱量(抵抗値の変化)から流量を求める方式である。
4. 超音波流量計
❌ 誤り。正しくは、気流の上流向きと下流向きに送った超音波の伝搬時間の差から流速を求める方式である。
5. タービン型流量計
❌ 誤り。正しくは、気流で回る羽根車の回転数が流量に比例することを利用する方式である。

【試験対策ポイント】

方式何から流量を求めるか
差圧式(フライシュ型・リリー型)抵抗体の前後の差圧
熱線式熱線の放熱量
超音波式超音波の伝搬時間の差
タービン式羽根車の回転数
ベル型スパイロメータベルの移動(容積を直接)
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