第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第30問
生体物理・化学現象の計測第35回午後
第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第30問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 2 です。婦人用電子体温計(基礎体温計)は、排卵の前後で起こる0.3〜0.5℃程度の基礎体温の変化を読み取るため、一般用より細かい単位(0.01℃)で表示し、精度も高くつくられている。
問題
家庭用電子体温計について正しいのはどれか。
- 1. 深部体温の計測に適している。
- 2. 婦人用は一般用よりも精度が高い。 ✓
- 3. 温度センサにCdSe を用いる。
- 4. 予測式より実測式の方が測定時間が短い。
- 5. ヒータを内蔵している。
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 90%参考値
10人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 婦人用は一般用よりも精度が高い。
婦人用電子体温計(基礎体温計)は、排卵の前後で起こる0.3〜0.5℃程度の基礎体温の変化を読み取るため、一般用より細かい単位(0.01℃)で表示し、精度も高くつくられている。センサはサーミスタである。
【各選択肢の解説】
1. 深部体温の計測に適している。
❌ 誤り。正しくは、家庭用電子体温計は腋窩や口腔(舌下)の温度を測るもので、深部体温の計測には直腸温・食道温・膀胱温の測定や深部体温計を用いる。
❌ 誤り。正しくは、家庭用電子体温計は腋窩や口腔(舌下)の温度を測るもので、深部体温の計測には直腸温・食道温・膀胱温の測定や深部体温計を用いる。
2. 婦人用は一般用よりも精度が高い。
✅ 正しい(=正答)。基礎体温の小さな変化を追うために、表示の単位が細かく、精度も一般用より高い。
✅ 正しい(=正答)。基礎体温の小さな変化を追うために、表示の単位が細かく、精度も一般用より高い。
3. 温度センサにCdSeを用いる。
❌ 誤り。正しくは、温度センサには温度で抵抗値が変わるサーミスタを用いる。CdSeは光で抵抗値が変わる光導電素子(光センサ)である。
❌ 誤り。正しくは、温度センサには温度で抵抗値が変わるサーミスタを用いる。CdSeは光で抵抗値が変わる光導電素子(光センサ)である。
4. 予測式より実測式の方が測定時間が短い。
❌ 誤り。正しくは、予測式の方が短い。予測式は測り始めの温度上昇の曲線から平衡温を予測して数十秒で表示し、実測式は平衡温に達するまで(腋窩で10分程度)測る。
❌ 誤り。正しくは、予測式の方が短い。予測式は測り始めの温度上昇の曲線から平衡温を予測して数十秒で表示し、実測式は平衡温に達するまで(腋窩で10分程度)測る。
5. ヒータを内蔵している。
❌ 誤り。正しくは、家庭用電子体温計はヒータを持たず、体の熱でセンサを温めて測る。ヒータを内蔵するのは、皮膚表面の熱の流れを打ち消して深部温を測る熱流補償式の深部体温計である。
❌ 誤り。正しくは、家庭用電子体温計はヒータを持たず、体の熱でセンサを温めて測る。ヒータを内蔵するのは、皮膚表面の熱の流れを打ち消して深部温を測る熱流補償式の深部体温計である。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 家庭用電子体温計 |
|---|---|
| センサ | サーミスタ(CdSeは光センサ) |
| 予測式 | 温度上昇の曲線から予測・数十秒 |
| 実測式 | 平衡温まで測る・腋窩で10分程度 |
| 婦人用 | 0.01℃単位・一般用より高精度 |
| 深部体温 | 直腸・食道・膀胱温、熱流補償式(ヒータ内蔵) |
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