MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第33問

治療の基礎第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第33問(治療の基礎)の正答は 4 です。ICD(植込み型除細動器)は心室細動などの致死性不整脈を検出すると、電極から電気ショック(電流)を心筋に流して除細動する。

問題
使用エネルギーと治療法との組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 熱 ― PTCA
  2. 2. 電磁波 ― VAD
  3. 3. 粒子線 ― ESWL
  4. 4. 電流 ― ICD ✓
  5. 5. 超音波 ― CHDF

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 89.5%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 電流 ― ICD

ICD(植込み型除細動器)は心室細動などの致死性不整脈を検出すると、電極から電気ショック(電流)を心筋に流して除細動する。各治療法がどのエネルギーで作用するかを見分ける問題。


【各選択肢の解説】

1. 熱 ― PTCA
❌ 誤り。PTCA(経皮的冠動脈形成術)は熱を使わない。正しくはバルーンを膨らませて狭窄部を押し広げる機械的な力(圧力)を使う。熱を使う治療の例はハイパーサーミア(温熱療法)である。
2. 電磁波 ― VAD
❌ 誤り。VAD(補助人工心臓)は電磁波で治療しない。正しくはポンプで血液を送る機械的エネルギーを使う。電磁波(マイクロ波・RF)を使う治療の例はハイパーサーミアやマイクロ波凝固である。
3. 粒子線 ― ESWL
❌ 誤り。ESWL(体外衝撃波結石破砕術)は粒子線を使わない。正しくは衝撃波(圧力波)で結石を砕く。粒子線を使うのは陽子線治療・重粒子線治療である。
4. 電流 ― ICD
✅ 正しい(=正答)。電気ショックで心筋全体を同時に興奮させ、乱れた興奮をリセットして洞調律に戻す。
5. 超音波 ― CHDF
❌ 誤り。CHDF(持続的血液濾過透析)は超音波を使わない。正しくは膜を介した拡散と濾過で血液を浄化する。超音波を使う治療の例は超音波凝固切開装置や集束超音波治療(HIFU)である。

【試験対策ポイント】

エネルギー治療法の例
電流除細動器・ICD・電気メス・ペースメーカ
衝撃波(圧力波)ESWL
機械的な力PTCA(バルーン)・VAD(ポンプ)
粒子線陽子線・重粒子線治療
拡散・濾過血液透析・CHDF
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