MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第36問

各種治療機器第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第36問(各種治療機器)の正答は 1 です。衝撃波は音響インピーダンスが大きく変わる境界で強く反射し、そこでエネルギーを放出する。

問題
ESWL による結石破砕時に損傷の危険がある組織はどれか。 a.肺 b.腸 c.肝臓 d.腎臓 e.筋肉
  1. 1. a、b ✓
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 66.7%参考値

15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番(a・b)

衝撃波は音響インピーダンスが大きく変わる境界で強く反射し、そこでエネルギーを放出する。水に近い軟部組織から空気・ガスを含む組織へ当たると境界の差が大きく、組織を傷つけやすい。気体を含むのは肺と腸である。


【各選択肢の解説】

a.肺
✅ 正しい。肺胞内の空気と組織の境界で音響インピーダンスの差が大きく、衝撃波で肺胞出血などの損傷が起こりうる。

b.腸
✅ 正しい。腸管内のガスとの境界で同じことが起こり、腸管損傷の危険がある。

c.肝臓
❌ 誤り。正しくは肝臓は気体を含まない実質臓器で、音響インピーダンスが水に近く衝撃波は通過する。

d.腎臓
❌ 誤り。正しくは腎臓は結石のある標的臓器で、実質は水に近い音響インピーダンスのため衝撃波は通過し、エネルギーは硬い結石との境界で放出される。

e.筋肉
❌ 誤り。正しくは筋肉も水に近い軟部組織で、衝撃波は大きく反射せずに通過する。

1. a、b
✅ 正しい(=正答)。a・bとも気体を含む組織である。
2. a、e
❌ 誤り。aは正しいがeが誤り。正しくは筋肉は水に近い軟部組織で、危険がある組織に当たらない。
3. b、c
❌ 誤り。bは正しいがcが誤り。正しくは肝臓は気体を含まない実質臓器。
4. c、d
❌ 誤り。c・dとも誤り。正しくはどちらも水に近い実質臓器で、危険があるのは気体を含む肺・腸。
5. d、e
❌ 誤り。d・eとも誤り。正しくはどちらも水に近い組織で、危険があるのは気体を含む肺・腸。

【試験対策ポイント】

  • 衝撃波はジェル・水(水袋)を介して体に入れ、水に近い軟部組織は通過する
  • エネルギーを放出するのは音響インピーダンスの差が大きい境界=結石(狙い)と気体を含む組織(肺・腸)(損傷の危険)
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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