MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第38問

各種治療機器第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第38問(各種治療機器)の正答は 2 です。気腹で腹腔内圧が上昇すると下大静脈が圧迫され、静脈還流が減少して心拍出量が低下しうる。

問題
内視鏡外科手術について正しいのはどれか。
  1. 1. 気腹には窒素を使用する。
  2. 2. 気腹により静脈還流量は減少する。
  3. 3. 気腹中の電気メス使用は困難である。
  4. 4. 腹腔内圧は手動で維持する。
  5. 5. 下肢深部静脈血栓症対策は不要である。

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 気腹により静脈還流量は減少する。

気腹で腹腔内圧が上昇すると下大静脈が圧迫され、静脈還流が減少して心拍出量が低下しうる。


【各選択肢の解説】

1. 気腹には窒素を使用する。
❌ 誤り。不燃性で吸収されやすいCO₂(二酸化炭素)を用いる。
2. 気腹により静脈還流量は減少する。
✅ 正しい。腹腔内圧上昇で下大静脈が圧迫される。
3. 気腹中の電気メス使用は困難である。
❌ 誤り。CO₂は不燃性で電気メスは使用可能。
4. 腹腔内圧は手動で維持する。
❌ 誤り。気腹装置が自動で圧を制御する。
5. 下肢深部静脈血栓症対策は不要である。
❌ 誤り。静脈うっ滞でDVTリスクが上昇し対策が必要。

【試験対策ポイント】

気腹=CO₂・自動気腹装置・腹腔内圧8〜12 mmHg。合併症=静脈還流低下・皮下気腫・ガス塞栓・DVT。

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