第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第67問
第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第67問(呼吸療法装置)の正答は 3 です。高気圧酸素治療装置の区分と点検。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e ✓
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:3番
初回正答率 68.2%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
高気圧酸素治療装置の区分と点検。第1種=1人用の単室で、加圧は酸素でも空気でもよい。定期点検では安全弁の分解点検を行い、使用前点検では通話装置を確かめる。
【各選択肢の解説】
a.第1種治療装置は単室構造に限定される。
✅ 正しい。第1種は患者1人を収容する装置で、単室構造である。複数人を収容する第2種は主室と副室をもつ多室構造にできる。
b.第1種治療装置は酸素加圧式に限定される。
❌ 誤り。正しくは、第1種には酸素加圧式と空気加圧式の両方がある。空気加圧式では患者はマスクなどで酸素を吸入する。
c.定期点検は2年に1回が義務づけられている。
❌ 誤り。正しくは、定期点検は2年に1回では足りず、少なくとも年1回行うこととされている(日本高気圧環境・潜水医学会「高気圧酸素治療の安全基準」)。
d.定期点検では安全弁の分解点検を要する。
✅ 正しい。安全弁は過加圧を防ぐ最後の安全装置なので、定期点検で分解して作動を確かめる。
e.日常点検での使用前点検では通話装置の動作を確認する。
✅ 正しい。治療中は患者が密閉された室内にいるため、異常を伝える通話装置が使えることを使用前に確かめる。
❌ 誤り。b・cとも誤った記述。正しくはa・d・e。
❌ 誤り。bが誤った記述。正しくはa・d・e。
✅ 正しい(=正答)。a・d・eとも正しい記述である。
❌ 誤り。b・cとも誤った記述。正しくはa・d・e。
❌ 誤り。cが誤った記述。正しくはa・d・e。
【試験対策ポイント】
| 第1種装置 | 第2種装置 | |
|---|---|---|
| 収容人数 | 1人 | 複数人 |
| 構造 | 単室 | 多室にできる |
| 加圧 | 酸素または空気 | 空気(患者はマスクで酸素吸入) |
酸素加圧では火災の危険が大きいため、可燃物・発火源の持ち込みを厳しく禁止する。
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