第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第69問
体外循環・補助循環第35回午後
第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第69問(体外循環・補助循環)の正答は 1 です。体外循環中の血液濃縮器(ヘモコンセントレータ)は限外濾過で余分な水分と小分子を除去する装置。
問題
人工心肺を用いた体外循環中に用いる血液濃縮器について正しいのはどれ か。
- 1. メインの人工心肺回路と別の並列回路を必要とする。 ✓
- 2. 除水量の第一の規定因子は装置を通過する血液流量である。
- 3. 血清カリウム濃度の低下効果は透析装置と同等である。
- 4. 遠心力を用いて血球成分と血漿成分を分離する装置である。
- 5. 水分のみでなくアルブミンなどの血漿タンパクも除去される。
正答:1番
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解説
■ 正答:1番
体外循環中の血液濃縮器(ヘモコンセントレータ)は限外濾過で余分な水分と小分子を除去する装置。人工心肺回路とは別の並列回路を必要とする(1番)が正しい。
【各選択肢の解説】
1. メインの人工心肺回路と別の並列回路を必要とする。
✅ 正しい。送血側などから分岐する並列回路として接続する。
✅ 正しい。送血側などから分岐する並列回路として接続する。
2. 除水量の第一の規定因子は装置を通過する血液流量である。
❌ 誤り。膜間圧力差(TMP)が主因子。
❌ 誤り。膜間圧力差(TMP)が主因子。
3. 血清カリウム濃度の低下効果は透析装置と同等である。
❌ 誤り。拡散でなく濾過主体で溶質除去は限定的。
❌ 誤り。拡散でなく濾過主体で溶質除去は限定的。
4. 遠心力を用いて血球成分と血漿成分を分離する装置である。
❌ 誤り。限外濾過膜で分離する。
❌ 誤り。限外濾過膜で分離する。
5. 水分のみでなくアルブミンなどの血漿タンパクも除去される。
❌ 誤り。タンパクは膜を通過せず保持される。
❌ 誤り。タンパクは膜を通過せず保持される。
【試験対策ポイント】
血液濃縮器=限外濾過膜・水と電解質/小分子を除去・Hct上昇・アルブミンは保持・TMP依存。体外循環中の希釈血の濃縮に用いる。
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