第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第71問
体外循環・補助循環第35回午後
第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第71問(体外循環・補助循環)の正答は 4 です。人工心肺の開始前には、回路内で血液が固まらないよう体重あたりでヘパリンを全身投与する。
問題
人工心肺を用いた体外循環における患者側へのヘパリンの初期投与量はどれか。
- 1. 5000 単位
- 2. 1.0~1.5 mg/kg
- 3. 5.0~6.0 mg/kg
- 4. 200~300 単位/kg ✓
- 5. 400~500 単位/kg
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 80%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 200~300 単位/kg
人工心肺の開始前には、回路内で血液が固まらないよう体重あたりでヘパリンを全身投与する。目安は約300単位/kg(約3 mg/kg)で、投与後にACT(活性化凝固時間)が400秒以上に延びたことを確かめてから体外循環を始める。
【各選択肢の解説】
1. 5000 単位
❌ 誤り。体重を考えない固定量で、成人では人工心肺に必要な量に届かない。正しくは体重あたり200~300単位/kgで計算して投与する。
❌ 誤り。体重を考えない固定量で、成人では人工心肺に必要な量に届かない。正しくは体重あたり200~300単位/kgで計算して投与する。
2. 1.0~1.5 mg/kg
❌ 誤り。ヘパリン1 mg≒100単位なので100~150単位/kgにあたり、人工心肺には少ない。正しくは約2~3 mg/kg(200~300単位/kg)。
❌ 誤り。ヘパリン1 mg≒100単位なので100~150単位/kgにあたり、人工心肺には少ない。正しくは約2~3 mg/kg(200~300単位/kg)。
3. 5.0~6.0 mg/kg
❌ 誤り。500~600単位/kgにあたり多すぎる。正しくは約2~3 mg/kg。
❌ 誤り。500~600単位/kgにあたり多すぎる。正しくは約2~3 mg/kg。
4. 200~300 単位/kg
✅ 正しい(=正答)。約2~3 mg/kgにあたる標準的な初期量で、これでACTを400秒以上に延ばす。
✅ 正しい(=正答)。約2~3 mg/kgにあたる標準的な初期量で、これでACTを400秒以上に延ばす。
5. 400~500 単位/kg
❌ 誤り。初期量としては多すぎる。正しくは200~300単位/kgで、ACTが足りなければ追加投与で調整する。
❌ 誤り。初期量としては多すぎる。正しくは200~300単位/kgで、ACTが足りなければ追加投与で調整する。
【試験対策ポイント】
- 単位の換算:ヘパリン1 mg≒100単位。mg/kgと単位/kgの両方で出題される
- 人工心肺:初期量 約300単位/kg → ACT 400秒以上を保つ。ACTが延びなければ追加投与
- 体外循環終了後はプロタミンでヘパリンを中和する
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