MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第85問

医用機械工学第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第85問(医用機械工学)の正答は 5 です。材料力学の量の定義と単位を問う。

問題
正しいのはどれか。 a.ポアソン比は「縦ひずみ/横ひずみ」である。 b.摩擦係数の単位はm/s である。 c.せん断ひずみとせん断応力は等しい。 d.骨のヤング率は筋肉より大きい。 e.粘性率の単位はPa・s である。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 63.6%参考値

11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番(d・e)

材料力学の量の定義と単位を問う。骨のヤング率は筋よりはるかに大きく(d)、粘性率の単位はPa·s(e)である。


【各選択肢の解説】

a.ポアソン比は「縦ひずみ/横ひずみ」である。
❌ 誤り。分子と分母が逆。正しくはポアソン比=横ひずみ/縦ひずみ(の大きさ)で、等方性材料では0~0.5の値をとる。

b.摩擦係数の単位はm/s である。
❌ 誤り。正しくは摩擦係数μ=摩擦力/垂直抗力で、力÷力なので単位のない量(無次元)である。

c.せん断ひずみとせん断応力は等しい。
❌ 誤り。正しくはせん断応力=横弾性係数(剛性率)G×せん断ひずみで、比例するが等しくはない。応力の単位はPa、ひずみは無次元で、量の種類も違う。

d.骨のヤング率は筋肉より大きい。
✅ 正しい。骨(皮質骨)のヤング率は約10~20 GPaで、軟らかい筋より桁違いに大きい(硬い)。

e.粘性率の単位はPa・s である。
✅ 正しい。粘性率η=せん断応力[Pa]/ずり速度[1/s]なので、単位はPa·sである。

1. a、b
❌ 誤り。a・bとも誤った記述。正しくはd・e。
2. a、e
❌ 誤り。aが誤った記述。正しくはd・e。
3. b、c
❌ 誤り。b・cとも誤った記述。正しくはd・e。
4. c、d
❌ 誤り。cが誤った記述。正しくはd・e。
5. d、e
✅ 正しい(=正答)。d・eとも正しい記述である。

【試験対策ポイント】

量定義単位
ヤング率応力/ひずみPa
ポアソン比横ひずみ/縦ひずみなし
摩擦係数摩擦力/垂直抗力なし
粘性率せん断応力/ずり速度Pa·s
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