第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第87問
生体物性第35回午後
第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第87問(生体物性)の正答は 4 です。メラニンの光吸収は波長が短いほど大きく、紫外線を最もよく吸収する。
問題
生体の光特性について正しいのはどれか。
- 1. UVA はUVC よりDNA の損傷を引き起こしやすい。
- 2. 遠赤外光の生体作用は電離作用である。
- 3. 水は赤外光より可視光の吸収が大きい。
- 4. メラニンは可視光より紫外線の吸収が大きい。 ✓
- 5. デオキシヘモグロビンは可視光より近赤外光の吸収が大きい。
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 80%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — メラニンは可視光より紫外線の吸収が大きい。
メラニンの光吸収は波長が短いほど大きく、紫外線を最もよく吸収する。皮膚のメラニンが紫外線から深部を守るのはこのためである。
【各選択肢の解説】
1. UVA はUVC よりDNA の損傷を引き起こしやすい。
❌ 誤り。正しくはDNAの吸収のピークは約260 nmでUVC(100~280 nm)の範囲にあり、波長の短いUVCの方がDNAを損傷しやすい。
❌ 誤り。正しくはDNAの吸収のピークは約260 nmでUVC(100~280 nm)の範囲にあり、波長の短いUVCの方がDNAを損傷しやすい。
2. 遠赤外光の生体作用は電離作用である。
❌ 誤り。正しくは赤外光は光子エネルギーが小さく電離を起こさない。生体作用は分子の振動による熱作用である。
❌ 誤り。正しくは赤外光は光子エネルギーが小さく電離を起こさない。生体作用は分子の振動による熱作用である。
3. 水は赤外光より可視光の吸収が大きい。
❌ 誤り。正しくは水は可視光をほとんど吸収せず(透明)、赤外光を強く吸収する。
❌ 誤り。正しくは水は可視光をほとんど吸収せず(透明)、赤外光を強く吸収する。
4. メラニンは可視光より紫外線の吸収が大きい。
✅ 正しい(=正答)。短波長ほど吸収が大きく、紫外線は可視光より強く吸収される。
✅ 正しい(=正答)。短波長ほど吸収が大きく、紫外線は可視光より強く吸収される。
5. デオキシヘモグロビンは可視光より近赤外光の吸収が大きい。
❌ 誤り。正しくはヘモグロビンは可視光(特に青~緑)を強く吸収し、近赤外光の吸収は小さい。近赤外が組織の奥まで届く(生体の窓)のはこのためである。
❌ 誤り。正しくはヘモグロビンは可視光(特に青~緑)を強く吸収し、近赤外光の吸収は小さい。近赤外が組織の奥まで届く(生体の窓)のはこのためである。
【試験対策ポイント】
| 吸収体 | 強く吸収する光 |
|---|---|
| ヘモグロビン | 可視光(青~緑) |
| メラニン | 紫外線(短波長ほど強い) |
| 水 | 赤外光 |
| DNA | 紫外線(約260 nm) |
ヘモグロビンと水の吸収がともに小さい近赤外(約700~1,000 nm)=生体の窓。パルスオキシメータは赤色光と近赤外光の吸収の差を使う。
📗 MEカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「生体物性材料工学」でまとめて復習できます。生体物性(電気・熱・音・光)と医用材料・滅菌法の要点を整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ 「生体物性材料工学」第1章を開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚9年分・1,620問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
関連
スポンサーリンク(広告)