MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第4問

医学的基礎第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第4問(医学的基礎)の正答は 1 です。最高血中濃度に達するまでの速さは、薬が血液に入るまでの吸収の過程があるかどうかで決まる。

問題
投与後に最高薬物血中濃度に達するのが最も速い投与経路はどれか。
  1. 1. 静脈内注射 ✓
  2. 2. 筋肉内注射
  3. 3. 皮下注射
  4. 4. 直腸内投与
  5. 5. 経口投与

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 84.4%やさしい

32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 静脈内注射

最高血中濃度に達するまでの速さは、薬が血液に入るまでの吸収の過程があるかどうかで決まる。静脈内注射は薬を直接血液に入れるので吸収の過程がなく、投与した時点で最も高い濃度になる。


【各選択肢の解説】

1. 静脈内注射
✅ 正しい(=正答)。吸収の過程を経ないため、投与直後に最高血中濃度となる。投与量の全量が全身循環に入る(生物学的利用率100%)。
2. 筋肉内注射
❌ 誤り。筋組織から毛細血管へ吸収される時間がかかる。正しくは、静脈内注射より遅く、血流の豊富な筋肉からの吸収なので皮下注射より速い。
3. 皮下注射
❌ 誤り。正しくは、皮下組織は筋肉より血流が少なく、吸収は筋肉内注射より遅い。
4. 直腸内投与
❌ 誤り。直腸粘膜から吸収される過程が必要である。正しくは、直腸下部から吸収された分は肝臓を通らずに全身へ入るが、静脈内注射より遅い。
5. 経口投与
❌ 誤り。正しくは、消化管で溶けて吸収され、門脈から肝臓を通る(初回通過効果)ため、最高血中濃度に達するのは遅く、利用率も下がる。

【試験対策ポイント】

  • 最高血中濃度に達する速さ:静脈内>筋肉内>皮下。経口・直腸内は消化管粘膜からの吸収を経るので遅い
  • 静脈内注射は吸収過程がなく、生物学的利用率100%
  • 経口投与は肝初回通過効果を受ける。直腸内投与・舌下投与はその一部〜大部分を避けられる
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