第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第5問
医学的基礎第36回午前
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第5問(医学的基礎)の正答は 3 です。悪性腫瘍の本質は、周囲の組織に入り込む浸潤性の増殖と転移である。
問題
悪性腫瘍の特徴として適切でないのはどれか。
- 1. 多段階遺伝子異常
- 2. 細胞異型性
- 3. 非浸潤性増殖 ✓
- 4. リンパ行性転移
- 5. 血行性転移
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 82.9%やさしい
35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 非浸潤性増殖
悪性腫瘍の本質は、周囲の組織に入り込む浸潤性の増殖と転移である。周囲を押し広げるだけで入り込まない非浸潤性(膨張性)の増殖は良性腫瘍の性質であり、悪性腫瘍の特徴として適切でない。
【各選択肢の解説】
1. 多段階遺伝子異常
✅ 正しい。がん遺伝子の活性化とがん抑制遺伝子の不活化が段階的に積み重なって、細胞が悪性化する(多段階発がん)。
✅ 正しい。がん遺伝子の活性化とがん抑制遺伝子の不活化が段階的に積み重なって、細胞が悪性化する(多段階発がん)。
2. 細胞異型性
✅ 正しい。悪性腫瘍の細胞は核の腫大・核分裂像の増加など、正常細胞からのずれ(異型)が大きい。異型が強いほど悪性度が高い。
✅ 正しい。悪性腫瘍の細胞は核の腫大・核分裂像の増加など、正常細胞からのずれ(異型)が大きい。異型が強いほど悪性度が高い。
3. 非浸潤性増殖
❌ 誤り(=正答)。非浸潤性(膨張性)の増殖は良性腫瘍の特徴である。正しくは、悪性腫瘍は周囲の組織に浸潤性に増殖する。
❌ 誤り(=正答)。非浸潤性(膨張性)の増殖は良性腫瘍の特徴である。正しくは、悪性腫瘍は周囲の組織に浸潤性に増殖する。
4. リンパ行性転移
✅ 正しい。腫瘍細胞がリンパ管に入り、所属リンパ節へ転移する。上皮性の悪性腫瘍(癌腫)で多い。
✅ 正しい。腫瘍細胞がリンパ管に入り、所属リンパ節へ転移する。上皮性の悪性腫瘍(癌腫)で多い。
5. 血行性転移
✅ 正しい。腫瘍細胞が血管に入り、肺・肝臓・骨・脳などへ遠隔転移する。非上皮性の悪性腫瘍(肉腫)で多い。
✅ 正しい。腫瘍細胞が血管に入り、肺・肝臓・骨・脳などへ遠隔転移する。非上皮性の悪性腫瘍(肉腫)で多い。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 良性腫瘍 | 悪性腫瘍 |
|---|---|---|
| 発育様式 | 膨張性(非浸潤性) | 浸潤性 |
| 細胞の異型 | 軽い | 強い |
| 転移 | しない | する(リンパ行性・血行性・播種) |
| 増殖速度 | 遅い | 速い |
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