第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第6問
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第6問(人体の構造と機能)の正答は 2 です。細胞小器官の働きの組合せを問う。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
初回正答率 65.5%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
細胞小器官の働きの組合せを問う。リボソーム=タンパク質合成、細胞膜=膜電位の形成、染色体=核内が正しく、ATP産生(ミトコンドリア)と分泌(ゴルジ体)の持ち主の取り違えが誤りの記述である。
【各選択肢の解説】
a.リボソームはタンパク質を合成する。
✅ 正しい。mRNAの塩基配列を読み取り、アミノ酸をつないでタンパク質を合成する。
b.細胞膜は電位勾配を形成する。
✅ 正しい。Na⁺-K⁺ポンプやイオンチャネルによって細胞内外にイオンの濃度差をつくり、静止膜電位を形成する。
c.ゴルジ体はATPを産生する。
❌ 誤り。正しくは、ATPを産生するのはミトコンドリアで、ゴルジ体はタンパク質の修飾・選別と分泌小胞への積み込みを担う。
d.リソソームは分泌を行う。
❌ 誤り。正しくは、リソソームは加水分解酵素を含み、取り込んだ物質や古くなった細胞内構造を分解する。分泌に関わるのはゴルジ体と分泌顆粒である。
e.染色体は核内にある。
✅ 正しい。DNAはヒストンに巻きついたクロマチンとして核内にあり、細胞分裂のときに凝縮して染色体として見える。
❌ 誤り。cが誤った記述。正しくはa・b・e。
✅ 正しい(=正答)。3つとも正しい記述である。
❌ 誤り。dが誤った記述。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c・dが誤った記述。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c・dが誤った記述。正しくはa・b・e。
【試験対策ポイント】
| 細胞小器官 | 働き |
|---|---|
| ミトコンドリア | ATP産生 |
| リボソーム | タンパク質合成 |
| 粗面小胞体 | 分泌・膜タンパク質の合成 |
| 滑面小胞体 | 脂質合成・解毒・Ca²⁺貯蔵 |
| ゴルジ体 | 修飾・選別・分泌 |
| リソソーム | 分解(加水分解酵素) |
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