第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第7問
人体の構造と機能第36回午前
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第7問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。ヘマトクリットは全血に占める赤血球の容積の割合である。
問題
誤っているのはどれか。
- 1. マクロファージは貪食能をもつ。
- 2. 赤血球の寿命は約120 日である。
- 3. 第7 凝固因子は外因系凝固に関与する。
- 4. 血漿タンパク質で最も多いのはアルブミンである。
- 5. 全血液に対する血漿の容積比をヘマトクリットという。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 89.7%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 全血液に対する血漿の容積比をヘマトクリットという。
ヘマトクリットは全血に占める赤血球の容積の割合である。「血漿」と入れ替えたのが誤りで、血液を遠心したときに下にたまる赤血球層の高さの割合と覚える。
【各選択肢の解説】
1. マクロファージは貪食能をもつ。
✅ 正しい。血中の単球が組織に出てマクロファージとなり、細菌や異物を取り込んで分解する。取り込んだ抗原をT細胞に提示する役割ももつ。
✅ 正しい。血中の単球が組織に出てマクロファージとなり、細菌や異物を取り込んで分解する。取り込んだ抗原をT細胞に提示する役割ももつ。
2. 赤血球の寿命は約120日である。
✅ 正しい。赤血球は核をもたず自分で修復できないため、約120日で老化し、主に脾臓のマクロファージに処理される。
✅ 正しい。赤血球は核をもたず自分で修復できないため、約120日で老化し、主に脾臓のマクロファージに処理される。
3. 第7凝固因子は外因系凝固に関与する。
✅ 正しい。組織が傷つくと組織因子(第Ⅲ因子)が露出し、第Ⅶ因子と結合して外因系の凝固が始まる。外因系はプロトロンビン時間(PT)で評価する。
✅ 正しい。組織が傷つくと組織因子(第Ⅲ因子)が露出し、第Ⅶ因子と結合して外因系の凝固が始まる。外因系はプロトロンビン時間(PT)で評価する。
4. 血漿タンパク質で最も多いのはアルブミンである。
✅ 正しい。アルブミンは肝臓で合成され、血漿タンパク質の約6割を占める。膠質浸透圧の維持や物質の運搬を担う。
✅ 正しい。アルブミンは肝臓で合成され、血漿タンパク質の約6割を占める。膠質浸透圧の維持や物質の運搬を担う。
5. 全血液に対する血漿の容積比をヘマトクリットという。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、ヘマトクリットは全血液に対する赤血球の容積比である。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、ヘマトクリットは全血液に対する赤血球の容積比である。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 押さえる点 |
|---|---|
| ヘマトクリット | 全血に対する赤血球の容積比 |
| 外因系凝固 | 組織因子+第Ⅶ因子・PTで評価 |
| 内因系凝固 | 第Ⅻ・Ⅺ・Ⅸ・Ⅷ因子・APTTで評価 |
| 赤血球の寿命 | 約120日・主に脾臓で処理 |
| 血漿タンパク質 | 最多はアルブミン(肝臓で合成) |
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