第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第11問
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第11問(外科学)の正答は 2 です。創傷治癒には、十分な血流・栄養(特にタンパク質)・炎症反応と線維芽細胞の働きが要る。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
初回正答率 71.4%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
創傷治癒には、十分な血流・栄養(特にタンパク質)・炎症反応と線維芽細胞の働きが要る。これを妨げるのが糖尿病(血流障害・感染)、低タンパク血症(材料不足)、副腎皮質ステロイド薬(炎症とコラーゲン合成の抑制)である。
【各選択肢の解説】
a.糖尿病
✅ 正しい。高血糖による末梢循環障害と白血球機能の低下で感染しやすくなり、肉芽の形成も遅れる。
b.低タンパク血症
✅ 正しい。コラーゲンや細胞をつくる材料のタンパク質が足りず、肉芽形成・上皮化が遅れる。
c.妊娠
❌ 誤り。正しくは、妊娠そのものは創傷治癒を遅らせる因子に挙げられない。遅延因子は糖尿病・低栄養・ステロイド薬・感染・血流障害・高齢などである。
d.高血圧
❌ 誤り。正しくは、高血圧そのものは創傷治癒の遅延因子に挙げられない。治癒を遅らせるのは創部の血流低下(末梢動脈疾患など)である。
e.副腎皮質ステロイド薬の投与
✅ 正しい。炎症反応を抑え、線維芽細胞の増殖とコラーゲン合成を抑制するため、治癒が遅れる。
❌ 誤り。cが当たらない。正しくはa・b・e。
✅ 正しい(=正答)。3つとも創傷治癒を遅らせる。
❌ 誤り。dが当たらない。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c・dが当たらない。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c・dが当たらない。正しくはa・b・e。
【試験対策ポイント】
創傷治癒の遅延因子
- 全身:糖尿病・低栄養(低タンパク血症)・副腎皮質ステロイド薬・抗がん薬・高齢
- 局所:感染・血流障害・壊死組織・異物・放射線照射
この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「臨床医学総論」でまとめて復習できます。臓器系別(循環・呼吸・腎・感染ほか)の臨床医学を国試の粒度で整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ 「臨床医学総論」第2章を開く(買い切り850円)- 📚9年分・1,620問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化