MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第13問

循環器系第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第13問(循環器系)の正答は 2 です。血圧=心拍出量×末梢血管抵抗で、体液量を増やす変化か血管抵抗を高める変化が昇圧につながる。

問題
血圧上昇の原因となるのはどれか。
  1. 1. BMI(body mass index)減少
  2. 2. 尿中ナトリウム排泄低下 ✓
  3. 3. カテコラミン産生低下
  4. 4. アンジオテンシンⅡ産生低下
  5. 5. 血管壁/管腔径比低下

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 52.2%参考値

23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 尿中ナトリウム排泄低下

血圧=心拍出量×末梢血管抵抗で、体液量を増やす変化か血管抵抗を高める変化が昇圧につながる。尿中へのNa⁺排泄が減ると、Na⁺とともに水が体にたまって循環血液量が増え、血圧が上がる。他の4つはすべて降圧の方向である。


【各選択肢の解説】

1. BMI(body mass index)減少
❌ 誤り。体重が減ると血圧は下がる方向に働く。正しくは、BMIの増加(肥満)が高血圧の危険因子である。
2. 尿中ナトリウム排泄低下
✅ 正しい(=正答)。Na⁺の排泄が減るとNa⁺と水が貯留し、循環血液量が増えて心拍出量が上がるため血圧が上がる。食塩の摂りすぎが血圧を上げるのも同じしくみである。
3. カテコラミン産生低下
❌ 誤り。正しくは、カテコラミンは心拍数・心収縮力を高め血管を収縮させる昇圧物質で、昇圧の原因になるのは産生の増加(例:褐色細胞腫)である。
4. アンジオテンシンⅡ産生低下
❌ 誤り。正しくは、アンジオテンシンⅡは強い血管収縮作用とアルドステロン分泌促進をもつ昇圧物質で、昇圧の原因になるのは産生の増加である。
5. 血管壁/管腔径比低下
❌ 誤り。正しくは、血管壁が厚くなって内腔が狭くなる=壁/管腔径比の上昇が血管抵抗を高め、血圧を上げる。

【試験対策ポイント】

血圧=心拍出量×末梢血管抵抗

昇圧の方向降圧の方向
Na⁺・水の貯留Na⁺排泄の増加
カテコラミン増加カテコラミン減少
アンジオテンシンⅡ増加アンジオテンシンⅡ減少(ACE阻害薬など)
壁/管腔径比の上昇壁/管腔径比の低下
肥満減量
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