MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第14問

循環器系第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第14問(循環器系)の正答は 4 です。大動脈弁狭窄症で重症化を示す症状は、狭心痛・失神・心不全の3つ(三徴)である。

問題
大動脈弁狭窄症の重症化を示唆する徴候はどれか。 a.腹水 b.失神 c.狭心痛 d.左心不全 e.下腿浮腫
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d ✓
  5. 5. c、d、e

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 48%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番(b・c・d)

大動脈弁狭窄症で重症化を示す症状は、狭心痛・失神・心不全の3つ(三徴)である。いずれも狭い弁を越えて血液を送り出すため、左室に強い負荷がかかり、心拍出量が増やせなくなって現れる。出現すると予後が悪く、弁置換の適応を考える。


【各選択肢の解説】

a.腹水
❌ 誤り。正しくは、腹水は右心不全や肝硬変などによる体静脈うっ血・低アルブミンの所見で、大動脈弁狭窄症の重症化を示す三徴には入らない。

b.失神
✅ 正しい。労作で末梢血管が広がっても狭窄のため心拍出量を増やせず、脳血流が落ちて失神する。

c.狭心痛
✅ 正しい。肥大した左室は酸素需要が増える一方、冠血流は十分に増えないため、冠動脈に狭窄がなくても狭心痛が起こる。

d.左心不全
✅ 正しい。後負荷の増大が続いて左室の機能が落ち、肺うっ血による呼吸困難が現れる。三徴の中で最も予後が悪い。

e.下腿浮腫
❌ 誤り。正しくは、下腿浮腫は右心不全などによる体静脈うっ血の所見で、三徴には入らない。

1. a、b、c
❌ 誤り。aが当たらない。正しくはb・c・d。
2. a、b、e
❌ 誤り。a・eが当たらない。正しくはb・c・d。
3. a、d、e
❌ 誤り。a・eが当たらない。正しくはb・c・d。
4. b、c、d
✅ 正しい(=正答)。3つとも大動脈弁狭窄症の三徴である。
5. c、d、e
❌ 誤り。eが当たらない。正しくはb・c・d。

【試験対策ポイント】

  • 大動脈弁狭窄症の三徴=狭心痛・失神・心不全(症状が出たら弁置換=外科的置換術またはTAVIを考える)
  • 聴診:胸骨右縁第2肋間の収縮期駆出性雑音
  • 腹水・下腿浮腫は右心系のうっ血所見
📗 MEカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「臨床医学総論」でまとめて復習できます。臓器系別(循環・呼吸・腎・感染ほか)の臨床医学を国試の粒度で整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

ME国試ノート 頻出だけを、1冊に。 9分野・全33章/過去問9回分(第31〜39回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 医学概論は無料 ▶ 「臨床医学総論」第4章を開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第36回 全問一覧

▶ 循環器系 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)