第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問
人体の構造と機能第36回午前
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。図の流れは、視床下部(TRH)→下垂体前葉(TSH)→甲状腺(T3・T4)で、T3・T4の血中濃度が上がると視床下部と下垂体前葉を抑制する。
問題
図は甲状腺ホルモンの血中濃度を一定に保つネガティブフィードバック機構を示している。
何らかの病気で甲状腺刺激ホルモンの分泌が低下したときの血中ホルモン濃度の変化で正しいのはどれか。
(TRH / T3,T4)
- 1. 減少 / 減少
- 2. 減少 / 不変
- 3. 不変 / 増加
- 4. 増加 / 減少 ✓
- 5. 増加 / 増加
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 増加 / 減少
図の流れは、視床下部(TRH)→下垂体前葉(TSH)→甲状腺(T3・T4)で、T3・T4の血中濃度が上がると視床下部と下垂体前葉を抑制する。TSHが下がると甲状腺が刺激されずT3・T4は減少し、視床下部への抑制が弱まるのでTRHは増加する。
【各選択肢の解説】
1. 減少 / 減少
❌ 誤り。T3・T4の減少は合っているが、TRHは減らない。正しくは、T3・T4による抑制が外れてTRHは増加する。
❌ 誤り。T3・T4の減少は合っているが、TRHは減らない。正しくは、T3・T4による抑制が外れてTRHは増加する。
2. 減少 / 不変
❌ 誤り。正しくは、TRHは増加し、TSHの刺激を失ったT3・T4は減少する。
❌ 誤り。正しくは、TRHは増加し、TSHの刺激を失ったT3・T4は減少する。
3. 不変 / 増加
❌ 誤り。正しくは、甲状腺はTSHの刺激で分泌するので、TSHが下がればT3・T4は減少し、TRHは増加する。
❌ 誤り。正しくは、甲状腺はTSHの刺激で分泌するので、TSHが下がればT3・T4は減少し、TRHは増加する。
4. 増加 / 減少
✅ 正しい(=正答)。TSH低下→T3・T4減少→視床下部への抑制が弱まる→TRH増加、の順に起こる。
✅ 正しい(=正答)。TSH低下→T3・T4減少→視床下部への抑制が弱まる→TRH増加、の順に起こる。
5. 増加 / 増加
❌ 誤り。正しくは、TSHが低下しているのでT3・T4は増えずに減少する。TRHの増加は合っている。
❌ 誤り。正しくは、TSHが低下しているのでT3・T4は増えずに減少する。TRHの増加は合っている。
【試験対策ポイント】
ネガティブフィードバックでは、障害された段より下のホルモンは減り、上のホルモンは増える。
| 障害された所 | TRH | TSH | T3・T4 |
|---|---|---|---|
| 下垂体(TSH低下) | 増加 | 低下 | 減少 |
| 甲状腺(原発性機能低下) | 増加 | 増加 | 減少 |
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