MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問

人体の構造と機能第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が低下すると甲状腺が刺激されずT3・T4が減少する。

問題
図は甲状腺ホルモンの血中濃度を一定に保つネガティブフィードバック機 構を示している。 何らかの病気で甲状腺刺激ホルモンの分泌が低下したときの血中ホルモン濃度の 変化で正しいのはどれか。 視床下部 下垂体前葉 甲状腺 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH) 甲状腺刺激ホルモン(TSH) トリヨードサイロニン(T3) サイロキシン(T4) 血中濃度上昇 抑制 抑制
  1. 1. 減 少 減 少
  2. 2. 減 少 不 変
  3. 3. 不 変 増 加
  4. 4. 増 加 減 少
  5. 5. 増 加 増 加

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 増加、減少

甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が低下すると甲状腺が刺激されずT3・T4が減少する。T3・T4の減少により視床下部への負のフィードバックが外れTRHは増加する。よってTRH増加・T3,T4減少=4が正答。


【各選択肢の解説】

1. 減少・減少
❌ 誤り。T3,T4は減少するが、TRHは負のフィードバック減少で増加する。
2. 減少・不変
❌ 誤り。TRHは減少しない。
3. 不変・増加
❌ 誤り。TSH低下で甲状腺は刺激されず、T3,T4はむしろ減少する。
4. 増加・減少
✅ 正しい。TSH低下→T3,T4減少→視床下部・下垂体への抑制が弱まりTRHは増加する。
5. 増加・増加
❌ 誤り。TSHが低下しているためT3,T4は増加しない。

【試験対策ポイント】

視床下部(TRH)→下垂体前葉(TSH)→甲状腺(T3・T4)の階層。T3・T4が上位を抑制するネガティブフィードバックが基本で、下位ホルモンが減れば上位(TRH)は増える。本問はTSH自体が低下する下垂体性の設定なので、T3,T4減少・TRH増加となる。

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