MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第16問

人体の構造と機能第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第16問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。交感神経は「闘争か逃走か」の状態をつくる神経で、心臓・血圧・瞳孔は活動を高める方向、消化・排尿は後回しにする方向に働く。

問題
交感神経亢進状態を示す所見はどれか。
  1. 1. 縮瞳
  2. 2. 血圧低下
  3. 3. 唾液量増加
  4. 4. 膀胱括約筋弛緩
  5. 5. 腸管蠕動運動抑制 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 76.9%参考値

26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 腸管蠕動運動抑制

交感神経は「闘争か逃走か」の状態をつくる神経で、心臓・血圧・瞳孔は活動を高める方向、消化・排尿は後回しにする方向に働く。腸管の蠕動が抑えられるのはこれに一致する。


【各選択肢の解説】

1. 縮瞳
❌ 誤り。正しくは、交感神経は瞳孔散大筋を収縮させて散瞳を起こす。縮瞳は副交感神経(瞳孔括約筋)による。
2. 血圧低下
❌ 誤り。正しくは、交感神経は心拍数・心収縮力を高め、血管を収縮させるので血圧は上昇する。
3. 唾液量増加
❌ 誤り。正しくは、交感神経では唾液は少量で粘稠になる。多量の漿液性の唾液は副交感神経による。
4. 膀胱括約筋弛緩
❌ 誤り。正しくは、交感神経は内尿道括約筋を収縮させ、膀胱排尿筋を弛緩させて蓄尿の方向に働く。括約筋の弛緩と排尿筋の収縮(排尿)は副交感神経による。
5. 腸管蠕動運動抑制
✅ 正しい(=正答)。交感神経が優位になると消化管の運動と分泌は抑えられ、血流は骨格筋や心臓へ回される。

【試験対策ポイント】

器官交感神経副交感神経
瞳孔散瞳縮瞳
心拍・血圧増加・上昇減少
唾液少量・粘稠多量・漿液性
消化管運動抑制促進
膀胱蓄尿(括約筋収縮)排尿(排尿筋収縮)
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