第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第17問
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第17問(感染症)の正答は 2 です。院内肺炎(入院後48時間以降に発症する肺炎)では、病院環境にいる薬剤耐性の菌が原因になりやすい。
- 1. a、b
- 2. a、e ✓
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:2番
初回正答率 38.1%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
院内肺炎(入院後48時間以降に発症する肺炎)では、病院環境にいる薬剤耐性の菌が原因になりやすい。代表が緑膿菌とMRSAである。マイコプラズマ・レジオネラは市中肺炎の側、結核菌は結核の起因菌として別に扱う。
【各選択肢の解説】
a.緑膿菌
✅ 正しい。湿った環境を好むグラム陰性桿菌で、人工呼吸器関連肺炎を含む院内肺炎の代表的な起因菌である。多くの抗菌薬が効きにくい。
b.結核菌
❌ 誤り。正しくは、結核菌は結核の起因菌で、空気感染するため院内感染対策では重要だが、院内肺炎の主な起因菌には挙げられない。
c.レジオネラ
❌ 誤り。正しくは、レジオネラは循環式浴槽・冷却塔などの水から感染する菌で、主に市中肺炎の起因菌として扱う。病院の給湯系から発生することはあるが、院内肺炎の主な起因菌ではない。
d.肺炎マイコプラズマ
❌ 誤り。正しくは、肺炎マイコプラズマは若年者に多い市中肺炎(非定型肺炎)の代表的な起因菌である。
e.メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
✅ 正しい。MRSAは代表的な院内感染菌で、院内肺炎の主要な起因菌である。
❌ 誤り。bが当たらない。正しくはa・e。
✅ 正しい(=正答)。どちらも院内肺炎の主な起因菌である。
❌ 誤り。b・cとも当たらない。正しくはa・e。
❌ 誤り。c・dは市中肺炎の起因菌。正しくはa・e。
❌ 誤り。dが当たらない。正しくはa・e。
【試験対策ポイント】
| 肺炎 | 主な起因菌 |
|---|---|
| 院内肺炎 | 緑膿菌・MRSA・腸内細菌(耐性菌が多い) |
| 市中肺炎(細菌性) | 肺炎球菌・インフルエンザ菌 |
| 市中肺炎(非定型) | マイコプラズマ・クラミジア(クラミドフィラ)・レジオネラ |
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