MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第27問

計測工学第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第27問(計測工学)の正答は 3 です。パルスオキシメータは赤色光と赤外光を発光ダイオードで当て、透過光をフォトダイオードで受けて測る。

問題
計測機器と用いられるトランスデューサとの組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1. 超音波診断装置 ― 圧電素子
  2. 2. 熱希釈式心拍出量計 ― サーミスタ
  3. 3. パルスオキシメータ ― ホール素子 ✓
  4. 4. カプノメータ ― 赤外線検出素子
  5. 5. 観血式血圧計 ― ストレインゲージ

正答:3番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 76.5%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — パルスオキシメータ ― ホール素子

パルスオキシメータは赤色光と赤外光を発光ダイオードで当て、透過光をフォトダイオードで受けて測る。ホール素子は磁界を測る素子で、光は測れない。


【各選択肢の解説】

1. 超音波診断装置 ― 圧電素子
✅ 正しい。圧電素子(PZTなど)に電圧をかけると振動して超音波を出し、戻ってきた超音波の圧力を電圧に変えて受信する。
2. 熱希釈式心拍出量計 ― サーミスタ
✅ 正しい。冷水を注入し、カテーテル先端のサーミスタで血液温の変化を測って、その時間経過から心拍出量を求める。
3. パルスオキシメータ ― ホール素子
❌ 誤り(=正答)。ホール素子は磁界に比例した電圧を出す磁気センサである。正しくは、パルスオキシメータの受光にはフォトダイオードを使う。
4. カプノメータ ― 赤外線検出素子
✅ 正しい。CO₂が特定の波長の赤外線を吸収する性質を使い、吸収の大きさを赤外線検出素子で測る。
5. 観血式血圧計 ― ストレインゲージ
✅ 正しい。血圧で圧力トランスデューサの膜(ダイアフラム)がたわみ、そのひずみをストレインゲージで電気抵抗の変化として取り出す。

【試験対策ポイント】

トランスデューサ測る量使う機器の例
圧電素子圧力・振動超音波診断装置
サーミスタ温度熱希釈式心拍出量計・体温計
フォトダイオード光パルスオキシメータ
赤外線検出素子赤外線カプノメータ
ストレインゲージひずみ(圧力)観血式血圧計
ホール素子磁界磁気の計測
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