第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第29問
生体物理・化学現象の計測第36回午前
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第29問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 2 です。パルスオキシメータは、赤色光と赤外光の吸光度の比を拍動成分から求めて酸素飽和度を出す。
問題
パルスオキシメータの測定誤差の要因とならないのはどれか。
- 1. 患者の体動
- 2. 大気圧の低下 ✓
- 3. 末梢循環不全
- 4. 異常ヘモグロビン
- 5. 診断用色素の投与
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 77.8%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 大気圧の低下
パルスオキシメータは、赤色光と赤外光の吸光度の比を拍動成分から求めて酸素飽和度を出す。大気圧が下がって実際に酸素飽和度が下がれば、それを正しく測るだけで、測定の誤差にはならない。
【各選択肢の解説】
1. 患者の体動
❌ 誤り。体の動きで光の通る経路が揺れ、拍動と区別しにくい雑音(体動アーチファクト)が入る。正しくは誤差の要因となる。
❌ 誤り。体の動きで光の通る経路が揺れ、拍動と区別しにくい雑音(体動アーチファクト)が入る。正しくは誤差の要因となる。
2. 大気圧の低下
✅ 正しい(=正答)。高地などで大気圧が下がると血液の酸素飽和度そのものが下がることはあるが、それは真の値の変化で、吸光度比の測定原理は影響を受けない。
✅ 正しい(=正答)。高地などで大気圧が下がると血液の酸素飽和度そのものが下がることはあるが、それは真の値の変化で、吸光度比の測定原理は影響を受けない。
3. 末梢循環不全
❌ 誤り。末梢の血流が減ると拍動成分が小さくなり、値が不安定になったり測れなくなったりする。正しくは誤差の要因となる。
❌ 誤り。末梢の血流が減ると拍動成分が小さくなり、値が不安定になったり測れなくなったりする。正しくは誤差の要因となる。
4. 異常ヘモグロビン
❌ 誤り。一酸化炭素ヘモグロビン(COHb)やメトヘモグロビン(MetHb)は2波長では酸素化ヘモグロビンと見分けられない。正しくは誤差の要因となり、COHbでは実際より高く表示される。
❌ 誤り。一酸化炭素ヘモグロビン(COHb)やメトヘモグロビン(MetHb)は2波長では酸素化ヘモグロビンと見分けられない。正しくは誤差の要因となり、COHbでは実際より高く表示される。
5. 診断用色素の投与
❌ 誤り。メチレンブルーやインドシアニングリーンなどの色素が光を吸収し、表示値が実際より低くなる。正しくは誤差の要因となる。
❌ 誤り。メチレンブルーやインドシアニングリーンなどの色素が光を吸収し、表示値が実際より低くなる。正しくは誤差の要因となる。
【試験対策ポイント】
| 誤差の要因 | 起こること |
|---|---|
| 体動 | 雑音で値が乱れる |
| 末梢循環不全(低灌流) | 拍動成分が小さく測れない |
| COHb(一酸化炭素中毒) | 実際より高く表示 |
| 色素(メチレンブルーなど) | 実際より低く表示 |
| マニキュア・強い外光 | 光の吸収・混入で乱れる |
- 大気圧・吸入酸素濃度の変化は真の値を変えるもので、測定の誤差ではない
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