第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第30問
生体物理・化学現象の計測第36回午前
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第30問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 1 です。経皮的血液ガス分析は、センサの下の皮膚を加温して血流を増やし、毛細血管の血液を動脈血に近づけ(動脈化)、皮膚から拡散してくるO₂・CO₂を電極で測る。
問題
経皮的血液ガス分析について正しいのはどれか。
- 1. 皮下の血流増加のために加温する。 ✓
- 2. 計測には脈波信号が必要である。
- 3. 赤外線の吸収を計測している。
- 4. 新生児には使用できない。
- 5. 侵襲的な計測方法である。
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 76.5%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 皮下の血流増加のために加温する。
経皮的血液ガス分析は、センサの下の皮膚を加温して血流を増やし、毛細血管の血液を動脈血に近づけ(動脈化)、皮膚から拡散してくるO₂・CO₂を電極で測る。皮膚に貼るだけの非侵襲的な方法である。
【各選択肢の解説】
1. 皮下の血流増加のために加温する。
✅ 正しい(=正答)。加温で局所の血流が増えると、皮膚の毛細血管の血液ガスが動脈血に近い値になり、皮膚から出てくるガスも増えるため測りやすくなる。
✅ 正しい(=正答)。加温で局所の血流が増えると、皮膚の毛細血管の血液ガスが動脈血に近い値になり、皮膚から出てくるガスも増えるため測りやすくなる。
2. 計測には脈波信号が必要である。
❌ 誤り。拍動成分(脈波)を使うのはパルスオキシメータである。正しくは、経皮的血液ガス分析は皮膚から拡散するガスを電極で測るので脈波は使わない。
❌ 誤り。拍動成分(脈波)を使うのはパルスオキシメータである。正しくは、経皮的血液ガス分析は皮膚から拡散するガスを電極で測るので脈波は使わない。
3. 赤外線の吸収を計測している。
❌ 誤り。赤外線の吸収で測るのはカプノメータである。正しくは、O₂はクラーク型電極、CO₂はセベリングハウス型電極で測る。
❌ 誤り。赤外線の吸収で測るのはカプノメータである。正しくは、O₂はクラーク型電極、CO₂はセベリングハウス型電極で測る。
4. 新生児には使用できない。
❌ 誤り。新生児は皮膚が薄くガスが拡散しやすい。正しくは新生児の呼吸管理で広く使われる。
❌ 誤り。新生児は皮膚が薄くガスが拡散しやすい。正しくは新生児の呼吸管理で広く使われる。
5. 侵襲的な計測方法である。
❌ 誤り。採血や穿刺をせず、センサを皮膚に貼るだけである。正しくは非侵襲的な計測方法。
❌ 誤り。採血や穿刺をせず、センサを皮膚に貼るだけである。正しくは非侵襲的な計測方法。
【試験対策ポイント】
| 経皮的血液ガス分析 | パルスオキシメータ | |
|---|---|---|
| 測るもの | PtcO₂・PtcCO₂(分圧) | SpO₂(飽和度) |
| 原理 | 加温+電極(クラーク型・セベリングハウス型) | 2波長の光の吸光度比 |
| 拍動 | 不要 | 必要 |
| 注意 | 加温による低温熱傷=装着部位を定期的に変える | 体動・低灌流・異常ヘモグロビン |
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