第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第31問
医用画像計測第36回午前
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第31問(医用画像計測)の正答は 5 です。超音波画像計測(エコー)の基本。
問題
超音波画像計測について正しいのはどれか。
a.生体軟部組織中の音速は約340 m/s である。
b.超音波の周波数が高いほど体内での減衰が小さい。
c.超音波は音響インピーダンスが異なる界面で反射する。
d.心室壁の厚さを測定できる。
e.血管内から血管の断面を観察できる。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e ✓
正答:5番
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解説
■ 正答:5番 — c、d、e
超音波画像計測(エコー)の基本。生体内の音速、周波数と減衰の関係、反射の原理、臨床応用(心エコー・血管内エコー)を問う。c・d・eが正しく、その組合せは5番。
【各選択肢の解説】
a.生体軟部組織中の音速は約340 m/s である
❌ 誤り。約340 m/sは空気中の音速。生体軟部組織中は約1,500 m/s。
b.超音波の周波数が高いほど体内での減衰が小さい
❌ 誤り。周波数が高いほど減衰は大きく深達度は下がる(分解能は上がる)。
c.超音波は音響インピーダンスが異なる界面で反射する
✅ 正しい。反射はインピーダンス差で生じ、これが画像化の基礎。
d.心室壁の厚さを測定できる
✅ 正しい。心エコー(Mモード/Bモード)で計測可能。
e.血管内から血管の断面を観察できる
✅ 正しい。IVUS(血管内超音波)。
よって正しいのはc・d・e → その組合せをもつ選択肢5が正答。
【試験対策ポイント】
音速の目安:空気約340 m/s・水/軟部組織約1,500 m/s・骨約3,000〜4,000 m/s。周波数を上げると分解能↑・減衰↑・深達度↓。反射は音響インピーダンス(密度×音速)の差で決まる。
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