第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問(各種治療機器)の正答は 1 です。ICDはペーシング機能も持ち、CRTは心不全に、リードレスペースメーカは右心室に置く。
- 1. a、b、c ✓
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:1番
初回正答率 72.7%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
ICDはペーシング機能も持ち、CRTは心不全に、リードレスペースメーカは右心室に置く。dは電池の種類、eは留置時に使う画像を取り違えている。
【各選択肢の解説】
a.植込み型除細動器(ICD)はペースメーカの機能も有する。
✅ 正しい。心室頻拍・心室細動を感知して電気ショックを与えるほか、徐脈に対するペーシングや頻拍を止めるためのペーシングも行える。
b.心臓再同期療法(CRT)用ペースメーカは心不全症例に使う。
✅ 正しい。左右の心室の収縮のずれを、両心室をペーシングしてそろえ、ポンプ機能を改善する。
c.リードレスペースメーカは右心室に留置する。
✅ 正しい。リードを持たないカプセル型の本体を、カテーテルで静脈から右心室内に運んで固定する。
d.電源としてアルカリ電池を使用する。
❌ 誤り。正しくは、植込み型の機器には長期間安定して電圧を保てるリチウム電池(ペースメーカではリチウム・ヨウ素電池など)を使う。
e.体外式超音波診断装置の誘導下でリードを留置する。
❌ 誤り。正しくは、リードはX線透視下で静脈から心腔内に進めて留置する。
✅ 正しい(=正答)。3つとも正しい記述である。
❌ 誤り。eが誤った記述。正しくはa・b・c。
❌ 誤り。d・eが誤った記述。正しくはa・b・c。
❌ 誤り。dが誤った記述。正しくはa・b・c。
❌ 誤り。d・eが誤った記述。正しくはa・b・c。
【試験対策ポイント】
| 機器 | 対象 | 要点 |
|---|---|---|
| ペースメーカ | 徐脈 | 電源はリチウム電池 |
| ICD | 致死性の心室性不整脈 | 除細動+ペーシング |
| CRT(CRT-P/CRT-D) | 心不全(左右心室の収縮のずれ) | 両心室ペーシング。CRT-Dは除細動機能つき |
| リードレスペースメーカ | 徐脈 | 右心室内に本体を留置 |
- リードの留置はX線透視下
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