第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第35問
各種治療機器第36回午前
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第35問(各種治療機器)の正答は 4 です。3つ目の瓶(吸引圧制御瓶)で、大気に開いた管が水面から沈んでいる深さdが吸引圧を決める。
問題
低圧持続吸引器の吸引圧[cmH₂O]は図の中のどれか。
- 1. a
- 2. b
- 3. c
- 4. d ✓
- 5. e
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60.9%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — d
3つ目の瓶(吸引圧制御瓶)で、大気に開いた管が水面から沈んでいる深さdが吸引圧を決める。吸引源をそれ以上強くしても、この管から空気が泡になって入るだけで、陰圧はdの水柱分を超えない。
【図の読み方】
- 左の瓶(排液瓶):ドレーンからの排液がたまる。a=たまった排液の高さ
- 中央の瓶(水封瓶):前の瓶から来た管の先が水中に沈み、空気は出ていくが戻らない一方弁になる。c=管の先が水面から沈んでいる深さ(水封の深さ)、b=管の先より下の水の高さ
- 右の瓶(吸引圧制御瓶):上から大気に開いた長い管が水中に差し込まれている。d=この管が水面から沈んでいる深さ、e=瓶の水全体の深さ
- 右の瓶で泡が出ている=吸引源が十分強く、大気開放管から空気が引き込まれている状態。このとき瓶の中の陰圧はdの水柱で決まる
【各選択肢の解説】
1. a
❌ 誤り。aは排液瓶にたまった排液の高さで、排液量の目安である。正しくは吸引圧はd。
❌ 誤り。aは排液瓶にたまった排液の高さで、排液量の目安である。正しくは吸引圧はd。
2. b
❌ 誤り。bは水封瓶の管の先より下の水の高さで、圧には関わらない。正しくは吸引圧はd。
❌ 誤り。bは水封瓶の管の先より下の水の高さで、圧には関わらない。正しくは吸引圧はd。
3. c
❌ 誤り。cは水封瓶で管が水に沈んでいる深さ(水封の深さ)で、逆流を防ぐ一方弁の役をする。正しくは吸引圧を決めるのは制御瓶のd。
❌ 誤り。cは水封瓶で管が水に沈んでいる深さ(水封の深さ)で、逆流を防ぐ一方弁の役をする。正しくは吸引圧を決めるのは制御瓶のd。
4. d
✅ 正しい(=正答)。大気開放管の先は大気圧で、瓶の中の陰圧がdの水柱を超えると管の先から空気が入る。そのため瓶の中の陰圧は水柱d[cmH₂O]に保たれる。
✅ 正しい(=正答)。大気開放管の先は大気圧で、瓶の中の陰圧がdの水柱を超えると管の先から空気が入る。そのため瓶の中の陰圧は水柱d[cmH₂O]に保たれる。
5. e
❌ 誤り。eは制御瓶の水全体の深さで、管の先より下の水も含む。正しくは、圧を決めるのは管が水面から沈んでいる深さのd。
❌ 誤り。eは制御瓶の水全体の深さで、管の先より下の水も含む。正しくは、圧を決めるのは管が水面から沈んでいる深さのd。
【試験対策ポイント】
| 瓶 | 役割 | 見る所 |
|---|---|---|
| 排液瓶 | 排液をためる | 排液の量・性状 |
| 水封瓶 | 一方弁(空気を戻さない) | 水封の深さ・呼吸性の液面の動き・気泡(空気漏れ) |
| 吸引圧制御瓶 | 吸引圧を決める | 大気開放管が沈んでいる深さ=吸引圧 |
- 吸引圧を上げたいときは、吸引源を強くするのではなく制御瓶の水を足して管の沈む深さを増やす
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