第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第37問
各種治療機器第36回午前
第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第37問(各種治療機器)の正答は 4 です。内視鏡外科手術(腹腔鏡)。
問題
内視鏡外科手術について正しいのはどれか。
a.気腹には亜酸化窒素を使用する。
b.気腹により下半身からの静脈還流量は増加する。
c.気腹により横隔膜は挙上する。
d.トロッカは体腔へのアクセスに用いる。
e.超音波吸引手術装置の使用は禁忌である。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d ✓
- 5. d、e
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — c、d
内視鏡外科手術(腹腔鏡)。c・dが正しく、その組合せは4番。
【各選択肢の解説】
a.気腹には亜酸化窒素を使用する
❌ 誤り。二酸化炭素(CO₂)を用いる(不燃性で血液に溶けやすい)。
b.気腹により下半身からの静脈還流量は増加する
❌ 誤り。腹腔内圧上昇で下大静脈が圧迫され、静脈還流は減少する。
c.気腹により横隔膜は挙上する
✅ 正しい。腹圧上昇で横隔膜が頭側へ押し上げられる。
d.トロッカは体腔へのアクセスに用いる
✅ 正しい。鉗子・カメラを出し入れするポート。
e.超音波吸引手術装置の使用は禁忌である
❌ 誤り。CUSA等の超音波手術装置は使用可能。
よって正しいのはc・d → その組合せをもつ選択肢4が正答。
【試験対策ポイント】
気腹=CO₂・8〜12 mmHg。合併症=静脈還流低下・横隔膜挙上による換気障害・皮下気腫・CO₂塞栓。トロッカ(トロカール)から鉗子・内視鏡を挿入する。
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