MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第38問

各種治療機器第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第38問(各種治療機器)の正答は 2 です。ハイパーサーミア(温熱療法)。

問題
ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。 a.RF 誘電型加温法は深部病変の治療に適している。 b.超音波加温法は肺深部の加温に適している。 c.マイクロ波加温法は脂肪層の発熱が大きい。 d.熱耐性予防のため24 時間毎に治療する。 e.体外循環は全身加温法で用いる。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — a、e

ハイパーサーミア(温熱療法)。a・eが正しく、その組合せは2番。


【各選択肢の解説】

a.RF誘電型加温法は深部病変の治療に適している
✅ 正しい。電極で挟み込む容量結合型で深部を加温できる。

b.超音波加温法は肺深部の加温に適している
❌ 誤り。超音波は空気(肺)や骨で反射・減衰するため、肺の加温には不適。

c.マイクロ波加温法は脂肪層の発熱が大きい
❌ 誤り。脂肪層で発熱が大きいのはRF容量結合型。マイクロ波は表在加温向き。

d.熱耐性予防のため24時間毎に治療する
❌ 誤り。熱耐性(サーモトレランス)を避けるため、通常は週1〜2回と数日以上の間隔をあける。

e.体外循環は全身加温法で用いる
✅ 正しい。血液を体外で加温して全身を昇温させる。

よって正しいのはa・e → その組合せをもつ選択肢2が正答。


【試験対策ポイント】

治療温度42〜43℃(がん細胞は正常細胞より熱に弱い)。局所=RF/マイクロ波、深部=RF容量結合型、全身=体外循環など。熱耐性を避けるため治療間隔をあける。

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