MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第39問

医用機器の安全管理第36回午前

第36回 臨床工学技士国家試験 午前 第39問(医用機器の安全管理)の正答は 4 です。商用周波数(50/60 Hz)の最小感知電流は約1 mAである。

問題
体表面に100 kHz の電流が流れたとき、およその最小感知電流[mA]はどれか。
  1. 1. 0.1
  2. 2. 1
  3. 3. 10
  4. 4. 100 ✓
  5. 5. 1000

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 88.9%参考値

18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 100

商用周波数(50/60 Hz)の最小感知電流は約1 mAである。周波数が1 kHzを超えると、感知に要る電流は周波数に比例して大きくなる(高い周波数ほど感じにくい)。


【計算】

  • 1 kHzまでの最小感知電流:約1 mA
  • 100 kHzでの倍率:100 kHz ÷ 1 kHz=100倍
  • 100 kHzの最小感知電流:1 mA × 100=100 mA

【各選択肢の解説】

1. 0.1
❌ 誤り。0.1 mA(100 µA)は商用周波数でのミクロショックの心室細動電流の値である。正しくは100 kHzの体表の最小感知電流は約100 mA。
2. 1
❌ 誤り。1 mAは商用周波数での最小感知電流で、周波数による上昇を入れていない。正しくは100倍の約100 mA。
3. 10
❌ 誤り。10 mAは商用周波数での離脱限界電流(自分で手を離せる限界)の値で、10 kHzでの最小感知電流にもあたる。正しくは100 kHzでは約100 mA。
4. 100
✅ 正しい(=正答)。1 kHzを超えると感知の閾値は周波数に比例して上がるため、100 kHzでは商用周波数の約100倍になる。
5. 1000
❌ 誤り。1,000 mAは1 MHzでの値にあたり、100 kHzには大きすぎる。正しくは約100 mA。

【試験対策ポイント】

商用周波数での電撃電流
最小感知電流約1 mA
離脱限界電流約10 mA
心室細動(マクロショック)約100 mA
心室細動(ミクロショック)約0.1 mA
  • 1 kHzを超えると、閾値は周波数に比例して上がる(10 kHzで10倍、100 kHzで100倍)
  • 電気メスが数百kHz以上を使うのは、神経・筋を刺激しないため
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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